こんにちは( ^˂̵˃̶^)
ぴぃすけだよ!
『生活習慣病の1つでもある脂質異常症』
この脂質異常症ってどんな病気かみんな知ってる?
以前は高脂血症という名前で呼ばれていたものがある理由によって脂質異常症という名前になったんだ。
今日はそんな脂質異常症の診断基準やどんな病気なのか、なぜ名前が変わったのかなどを話していくよ。
しっかり脂質異常症を理解して、予防していこうね!
目次
脂質異常症ってどんな病気
まず最初に脂質異常症がどんな病気なのかを話していくね。
脂質異常症っていうのはおそらく名前を見るとわかると思うんだけど、どんな病気だと思う?
うん、その名の通りだよね。
脂質が異常になってしまう病気のことだね。
血液中の
・HDLコレステロール
・LDLコテステロール
・トリグリセライド(中性脂肪)
の値が異常な病気のことだよ。
以前は高脂血症って言われていたんだよね。
だけどそれだと問題があって、今は高脂血症は使っていなくて『脂質異常症』って呼んでいるよ。
なんで高脂血症って言わないの?
どうして高脂血症って言葉を使わないかを話していくね。
高脂血症って言葉を聞くとどんな状態をイメージする?
ちょっとお姉さんに聞いてみようか。
まさにこれだね。
高脂血症って言葉を使うとコレステロールの値が高いことのみを言っているようになってしまうよね。
だけど脂質が異常になるのって、高い時だけではないんだよ。
これについては次で説明していくね。
検査の方法と診断基準
さっきも少し話をしたんだけど、
脂質異常症は
・HDL-コレステロール
・LDL-コレステロール
・TG:トリグリセライド(中性脂肪)
の3つの項目でみるよ。
表でまとめてみるね。
脂質異常症の診断基準(空腹時採血) | ||
---|---|---|
名称 | 検査項目 | 結果 |
高LDLコレステロール血症 | LDL-コレステロール | 140mg/dl以上 |
低HDLコレステロール血症 | HDL-コレステロール | 40mg/dl未満 |
高トリグリセライド血症 | トリグリセライド | 150mg/dl以上 |
これを見た時にたぶん鋭い人は気づいたと思うんだ。
HDLコレステロールは少ない場合に異常になっているよね。
実は以前に高脂血症と呼んでいた時はHDLというものがなかったんだ。
だから総コレステロールが220mg/dl以上で高脂血症と言っていたというわけだね。
だけどHDLコレステロールというものがわかって今ではこの表のように診断基準が変わっているんだ。
そのまま高脂血症という名前を使ってしまうと、さっきのお姉さんのように高いときだけという考えになってしまうから名前が変わったということだね^^
HDLとLDLの違い
テレビなんかでもよく言われているからHDLとLDLについて知っている人も多いと思うんだけど、改めて詳しく話していくね!
どうしてHDLコレステロールは低いのが異常なのかなどをLDLとの関係から話をしていくよ。
結構あちこちで言われているからおそらくわかっているとは思うんだけど…
『LDLコレステロールというのは悪玉』
『HDLコレステロールというのは善玉』
になるね。
だけど悪玉、善玉って言われても実際にどんな働きをしているのかわからないよね。
HDLとLDLの働き
次は働きについて見ていくよ!
LDLコレステロールっていうのは血管内にコレステロールをたくさん放置してしまうもののことを言うんだ。
これが動脈硬化の原因になってしまうものだね。
だから体にとって悪い働きをしているから悪玉っていうというわけだね。
逆にHDLコレステロールは、その放置されているコレステロールを回収して肝臓に運んでくれるものなんだ。
肝臓っていろいろな働きがあって、コレステロールを運ぶと分解したりしてくれるんだ。
ただあまりにも脂質を摂り過ぎると、肝臓の分解の能力を超えてしまうから血液中に出てきてしまうんだけどね。
これが脂質が高くなる原因だね。
2つのコレステロールの違いや働きがわかったね!
でも実はこの2つって…
LDLコレステロールもHDLコレステロールも実はコレステロールそのものではないんだよ。
コレステロールを運ぶ役割を持つタンパク質のことをHDL、LDLと呼んでいるんだ。
結構びっくりする話だったよね(笑
トリグリセライド(TG)
次はトリグリセライドについて話をしていくね。
トリグリセライドって言うとあまり馴染みがないけどこれは中性脂肪のことになるよ。
中性脂肪っていらないもののように思うけど、実は人の体を動かすエネルギー源の1つになるんだよ。
一般的には糖がエネルギーで使われるけど、いざという時に脂肪を蓄えておくんだ。
だけどこんなこと言わないでね…。
確かに脂質って必要なものではあるんだ。
だけどあり過ぎは他の病気のリスクをあげるから摂り過ぎはダメだよ。
なんでもほどほどが一番ってことだね。
とは言っても美味しい食事って脂質が豊富だからついとりすぎちゃうんだよね…。
ちなみに中性脂肪は食事によって変動が大きい検査になるんだ。
基本的に健康診断とかでは朝食事を抜いて検査に行くと思うから大丈夫なんだけど
たまたま病院にいって採血をしたりして
「TGの値が高いから自分は脂質異常症なんだ・・・」
とか思わないように注意してね。
おそらくその値は食事の影響によるものだからね。
お医者さんも、わかって検査しているから高いのがわかって検査の値を見ているから大丈夫だよ!
脂質異常症になってしまうと・・・
ここまでで脂質異常症かどうかを判断することができるようになったね。
次はもし脂質異常症という診断がついてしまったらという話をするよ。
脂質異常症は血液中の脂質(コレステロールと中性脂肪)の値が異常というものということはわかったよね。
でも血液だから体の中だよね。
だから外見上で自分は問題があるかどうか分からないんだ。
他の病気を合併していない場合は特に痛みもないし、外見の違いもないし。
肥満の人に多いと言われているけど、それも絶対じゃないし。
でも脂質異常症の人の体の中ではこんな怖いことが起こっているんだ…。
それが【動脈硬化】というもの。
動脈硬化っていうのは血液を心臓から全身へ送る血管(動脈)にプラークというコレステロールなどのかたまりが付着して動脈の中を狭くしてしまう病変のことをいうよ。
こんな感じで血管の中が狭くなってしまって最終的には完全に詰まってしまうことまであるんだ。
心臓の血管が詰まってしまうのは心筋梗塞。
脳の血管が詰まってしまうのが脳梗塞。
怖い病気ばかりだよね。
血液は人間にとって本当に重要な働きをしてくれているからそれが通らないということはすごく大変なことなんだ。
だからそのために治療をすることも大切だけど、それよりもまず『ならない』ということが本当に重要だよ。
脂質異常症の治療と予防
脂質異常症の治療には薬を飲むこともあるけど、もっと大切なことは生活習慣を改善することなんだ。
体にとって良いものを食べることも大切だし運動をすることもとても大切。
こうやって生活習慣を改善することは脂質異常症の予防にもとても大切なことだね。
あまりにも高い場合は下げる薬をあるけど飲むかどうかとかはお医者さんと相談してね。
これには自分が今どんな状況かを血液検査の結果だけでなく他の病気を合併していないか、今までに他の病気になったことがないかなどを合わせて見ていくよ。
ちなみに僕はこういう時のサプリメントとかお茶とかはあまりオススメしていないんだ。
足りないものを補うという部分についてはサプリメントってすごくいいんだけど、逆に摂取して減らすっていうのは僕はあまり理解できないんだよね。
だからこの記事でしょう君が話しているように、補う部分ではいいんだけど今回の場合は減らす部分だからやっぱり日常の生活習慣を変えることが重要だね。
まとめ
生活習慣病の1つの【脂質異常症】について話をしたよ。
今日の話をまとめていくね。
・高脂血症ではなく現在では脂質異常症
・LDLはコレステロールをくっつける、HDLはそれを運び出す
・トリグリセライド(TG)とは中性脂肪のこと
・TGは食事の影響を強く受ける
・脂質異常症は動脈硬化を引き起こす
・薬による治療もあるけど、まずは生活習慣を改善することが重要
・個人的にサプリメンはオススメしない
こんな感じだったね。
コレステロールが高いからといって自分の体に痛みとかがあるわけじゃないから「値が高かったなー」くらいで終わりにしちゃう人が多いよね。
だけどそれによって体の中ではすごい怖いことが起きているということが分かったと思うんだ。
血液検査の結果が悪い時には『症状がないから平気』ではなくて
体が「危ないよ」っていうのを教えてくれているんだ。
だから体からのサインをしっかり受け取ってね。
そんなりんちゃんとお父さんの
物語はここから読めるよ。
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