僕の友達で
「痩せの大食い」
って言われている子がいるよ。

ものすごく食べているのに
なぜか全然太らないんだよ。

一緒に食べている僕の方が
太ってきたりしてね笑

太らない人は本当にうらやましいよね。

太りにくい人と太りやすい人の違いには、
体質や、生活の違いが
大きく関わっているんだ。

今回は太りにくい人と太りやすい人の
違いについてお話しするよ。

なぜ太る？

僕たちは生きていくために
必要なエネルギーを食事を
することによって体に蓄えるよ。

食事によって体に蓄えたエネルギーを
摂取カロリーっていうんだ。

運動したときはもちろんのこと、
特に運動をしなくても
呼吸や消化などで生きているだけで
意外に多くのカロリーを消費しているんだ。

これを消費カロリーっていうよ。

摂取カロリーが消費カロリーより多いと、
後で使う時のために脂肪となって
体にためておくんだね。

生き物の本能だけど
これが積み重なると
それが太る原因となるんだ。

基礎代謝の違い

でも最初にも言ったように
たくさん食べていても
太らない人っているんだ。

みんなできることなら太りにくい
体質になりたいよね。

その違いはなんだろうね？

僕たちが意識していなくても
体の中でいろいろな活動が
カロリーを消費して行われているんだ。

基礎代謝っていうのは、
人が生きているだけで
消費するカロリーのことだよ。

最近の体重計なんかでは
身長と体重、性別なんかを
入力しておくと計算してくれるよね。

でもこの基礎代謝の消費量は
その人の体質によって
バラバラなんだ。

この基礎代謝が高い人は
太りにくい体質と言えるね。

この基礎代謝は、筋肉の量と
とても関係があってね。

実は筋肉って、維持するだけでも
かなりのエネルギーを消費するんだよ。

だから筋肉質の人は
何もしなくても太りにくいんだ。

逆に筋肉量が少ないと
基礎代謝が低くなってくる。

エネルギーを使う筋肉がないと
食べた分だけエネルギーが余って
脂肪として蓄積されてしまうんだ。

筋肉量は生まれつき多いって人もいるし、
女性より男性の方があるよね。

「痩せの大食い」の友達は、
もともと体が締まっていて
がっちりと筋肉がついているタイプなんだ。

僕はちゃんと運動しないと
筋肉がつかないタイプ。

こんな体になりたい。

こんなにはなれないかもしれないけど
筋肉をつけて代謝をよくしたい！

筋肉のもとになるお肉や魚などの
タンパク質をしっかりとって、
筋トレをしようかなぁ。。。

消化吸収能力の違い

太りにくい人と太りやすい人では、
食べ物を消化吸収するシステムの違いも
大きく関係してくるんだ。

消費カロリーよりも摂取カロリー
の方が多いと脂肪に変わると言ったね。

最近の食事はカロリーの高いものが
多いから余分に栄養をとりやすいんだ。

でも太りにくい人は栄養を十分にとると
あまったものは体に吸収されないまま
すみやかに大腸に送られて
排泄されてしまうんだ。

腸には栄養吸収する穴があって
そこから吸収されていくよ。

この栄養吸収の穴は
必要な分の栄養をとると
ある程度閉じてしまうんだ。

だけど現代人はここの穴が
閉じない人が多くなってきているみたいで
栄養をどんどん吸収してしまうんだね。

さらに大腸にビフィズス菌などの
善玉菌が多いと
普通の人より排泄がしやすくなる。

太りにくい人には、
食べ物がすみやかに通り抜けるための
環境が整っているんだね。

これは体質が大きく関係しているから、
どうしようもないんだけど、
体内環境を整えることは不可能じゃないよ。

さっき言ったように
大腸に善玉菌が多いと
排泄がスムーズになるんだ。

ビフィズス菌が入っている
ヨーグルトとか発酵食品を食べるといいよ。

あとは食物繊維もおすすめ。

食物繊維は便通をよくするんだ。

こうやって消化をスムーズにすることは
痩せにくい体をつくったり、
体の毒素をだすためにとてもいいことだよ。

まとめ

太りにくい人と太りやすい人には
こんな体質の違いがあったんだね。

でも太りやすい原因の一番は、
食べ過ぎ・・・なんだよね笑

油や砂糖が多く入っているものは
間違いなく太りやすい。

スナック菓子などはペロリと
一袋食べちゃいがちだけど、
カロリーが高いものも多いからね。

少量でカロリーが高いものは気をつけよう。

主食となるお米やパンの
食べ過ぎにも注意だよ。

お米やパンは炭水化物といって
体のエネルギーになる大切な食べ物だけど、
食べ過ぎると簡単に脂肪になりやすいんだ。

こんなふうに、
太りにくい人と太りやすい人には、
体質の違いが大きく関係しているね。

だけど生活や食べ方に少し気をつければ
ある程度は太りにくい
体を作ることもできるし、
太らないようにも出来るんだね。

もう一度
生活や食事の仕方を見直してみて、
太りやすい生活をしていたら直していこう。