こんにちは。
今日は病院の検査についてのお話。
僕達臨床検査技師がどうして必要なのか?
どうして病院にはあんなにたくさんのスタッフがいるのか?
病院にはたくさんの検査があるから
とてもじゃないけどお医者さんだけじゃ足りないんだ。
でも病院ってどんな検査があるのかな?
病院の検査っていっぱい
じゃあどうしようかな?
今日はにわじいの検査の1日について見てみよう。
1日よろしくね。
じゃあ最初は検体検査からやっていくね。
検体検査の中の血液検査では食事によって値が変動してしまう項目があるから
事前に食事をとっていいか聞いてみてね。
では血液検査と尿検査をやるよ。
だいたい検体検査は最初にやるよ。
というのも検体検査は結果が出るまでに数十分から長いものだと数時間かかる
ような検査項目もあるから最初にやることが多いんだ。
次はエコーの検査があるけど
予約の時間まで少し時間があるから先にレントゲンを撮ろう。
レントゲン技師さんに撮ってもらったね。
レントゲンやCT検査のよう『放射線』を使う検査は僕達臨床検査技師はできなくて
専属の放射線技師さんがいるんだ。
じゃあ時間なったからエコーの検査に行こうか。
今日はお腹のエコーだね。
どっちにしてもご飯は食べることができなかったね。
お腹のエコーをするときは必ず絶食をして行かなければダメなんだ。
ご飯を食べてしまうと、胆嚢が収縮して見れないし
お腹にガスが発生してしまい検査ができないことがあるよ。
じゃあエコーの検査も終わったし次はMRIの検査だね。
MRIの検査は放射線技師さんがやっている場所が多いけど
放射線は使っていないんだ。
磁気を利用して撮影を行っているよ。
だから検査をするときは金属のものを絶対に身につけてはダメだよ。
もし付けて行ってしまうと・・・
数時間かけて機械を再起動させる必要があるんだ。
じゃあ今日の検査はこれで終わりかな?
あっあと心電図の検査が残っていたね。
じゃあ心電図の検査をやって診察を待っていてね。
どうだったかな。
1日でこんなに検査をする人はあんまりいないけど
これでも検査のほんの一部しかないんだ。
検体検査でも血液と尿だけじゃなくて
便も使うし、喀痰も使う、鼻水だって使うよ。
エコーの検査だって今回はお腹だけだったけど
体をほとんど見ることができるんだ。
今日はにわじいありがとう。
検査で見ていること
こんなにたくさんの検査があるけど
すべての検査に意味があるんだ。
検体検査では体の中でどんな反応が起きているか。
もしどこかが異常ならそれに対応する項目の数値が異常になってくる。
レントゲンなどの放射線を使う検査は
その時の体の状態を視覚的に見ることができる。
骨に異常がないかとか、肺がどうなっているかとか
CTでは内臓の状態も血管の状態も見ることができるよ。
MRIの検査も同じように体の状態を視覚的にしてくれるんだ。
同じようなことを見ているんだけどMRIに得意なことCTに得意なこと
それぞれにいいところがあるんだ。
じゃあその次のエコー検査では
これはリアルタイムで体の状態を見ることができるんだ。
心臓のエコーだったらどんな感じで心臓が動いているかとか
血管のエコーだったら血液がちゃんと流れているかとかね。
最後の心電図は心臓の良し悪しの判断かな
確かにエコーとかCTとかみたいにものすごく詳しくは見れないけど
短時間、たった数分で心臓の状態を知ることができるんだ。
こうやって検査には得意なところもあれば不得意なところもある。
だから多くの検査をやって確実な診断をつけていく必要があるんだ。
まとめ
今日はにわじいと一緒に検査を回ってもらったよ。
ちょっとにわじいは疲れちゃったみたい。
検査って意外と大変だよね。
でもこうやってひとつひとつの検査に意味があるんだ。
そうやってたくさんの情報を得ることで
しっかりとした診断をつける手助けになるんだ。
臨床検査技師の仕事もわかってくれたら嬉しいな。
じゃあ今日はここでおしまい。
僕たちがやる検査もあるし他の職員さんがやってくれる検査もあるよ。
どのくらいあるんだろう?
医療ってどんどん進んでいて、
本当にたくさんの検査があるよね。
病院でやっている検査で
日常的に行われてそうなものを
僕がまとめたよ。
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