こんにちは( ^˂̵˃̶^)
ぴぃすけだよ。
今日はちょっと迷いがちがこの話。
『体循環』と『肺循環』
について話していくね。
意外とこういうの好きだった。
これに合わせて絶対に覚えてもらいたいのは血液の名前だよ!
動脈と静脈は血管という名前の通り、その中には血液が流れているよね。
血液には動脈血と静脈血というものがあるんだけど、動脈だからって絶対に動脈血だとは限らないんだよ。
今日はそんな部分も話していくから、しっかり覚えていこうね!
体循環とは
まず最初は体循環から説明していくね。
まずはどこから始まるかというところが重要になるよね。
どこからだと思う?
血液を全身に送り出すところといえば…。
そう『心臓』だね。
心臓には4つの部屋があるよね。
わかるかな?
右心房、右心室、左心房、左心室。
この4つだね。
ちなみに略語でも覚えておくと、便利だよ!
そうしたらスタートは、この4つの部屋のうちのどこかということになるね。
それは左心室だね!
左心室から大動脈というものが出ていて、そこから全身を巡っていくよ。
そして左心室から全身に巡った血液は静脈を通って今度は右心房に戻ってくるんだ。
この経路が体循環という経路だね。
体全身をめぐる経路のこと
左心室から始まり、大動脈、全身の血管を巡って、下大静脈と上大静脈から右心房まで戻る経路
肺循環とは
じゃあ次は肺循環について話をしていくね!
これは読んで字の通り血液が肺を循環する経路だよ。
でもこれって不思議に思わない。
「全身の臓器の中で、どうして肺だけは別物にするんだろう?」って…。
これは血液の役割を考えればよくわかると思うんだ!
血液っていうのは、なぜ全身に巡っている?
全身に『あるもの』を届けているからだよね。
栄養素?
確かに栄養素なんかも大切だね。
だけど人間これがないと、多分数分と生きられないというものがあるよね。
『酸素』だよね。
酸素ってすごく重要だよね。
それはいいとして、酸素っていうのは基本的に体では使って消費するものだよ。
だけどあるたった1つの臓器だけは酸素を提供してくれる場所もあるよね。
それが肺だね!
だから肺は肺循環という特別な経路を持っていて、その経路によって酸素を血液に与えているんだよ。
さっき話したように、体循環で全身を巡った血液は『右心房』にもどってきたよね。
そうしたら右心房に戻ってきた血液は右心室を通ってそこから肺に入って、左心房に戻っていくよね。
右心室→肺動脈→肺→肺静脈→左心房という経路のこと
血液中の二酸化炭素を酸素と交換している
これが肺循環というものだね。
でも多分みんなここまでは理解できるんだよね。
僕も学生のころは、ここまではすんなり覚えられたんだ。
だけどここだよね…。
動脈と静脈
動脈と静脈。
「ついにきたか…」
なんて思った人もいるんじゃないかな?
ここまで実はいろいろと説明してきたのには理由があるんだ。
復習として少し書いておくよ。
血液は酸素を全身に運ぶもの
肺は唯一酸素を供給してくれる場所
だから体循環と肺循環がある
ここから一歩進むよ。
まずは簡単なところから。
動脈と静脈って、どういうものか知ってる?
◆動脈
心臓から出て行く血管
◆静脈
心臓に帰ってくる血管
ふむふむ。
って感じになるね。
よし、ここまで覚えたね!
ここまでわかったらあと一歩!
おそらく一番迷う部分に今から突っ込んでいくよ!
肺動脈と肺静脈
多分ここがごちゃごちゃになるんじゃないかな。
肺動脈は動脈って名前が付いているから、心臓から肺へ出て行く血管だね。
肺静脈は静脈だから、肺から心臓に戻ってくる血管だね。
ここまではわかるよね。
そうしたらその中を流れている血液の名前は?
いや、確かに血液なんだけど、血液にも名前があるよね。
それが動脈血と静脈血。
動脈血と静脈血
1つずつ考えていこう!
体循環で動脈内に流れている血液は動脈血!
これは正しいね。
体循環で静脈内に流れている血液は静脈血!
これも正しいね。
肺循環で肺動脈に流れている血液は動脈血!!!!
じゃない!!!!!
実は静脈血なんだ。
これどうしてだと思う?
さっきまでの動脈と静脈の話では、心臓から出ていれば動脈で心臓に戻って来れば静脈だったよね。
だけど血液に関してはまず根本が違うんだよね。
ここで重要なのが酸素!
血液の名前っていうのはこうやって付いているんだ!
酸素が多い血液が動脈血
酸素が少ない血液が静脈血
こうやって名前が付いているわけ。
こう考えると、肺動脈って全身を巡ってきた血液が、肺に「酸素くれー」ってもらいにいく血管。
だから中にあるのは静脈血だね。
逆に肺静脈は肺から出てきている血管だから、「もうお腹いっぱい」くらい酸素を持っているから動脈血なんだ。
こうやって体循環と肺静脈って、ただ単純に単語で覚えようとするとすごく大変なんだけど、
1つ1つ丁寧に理由を付けて覚えていくとすんなり覚えられるでしょ。
体循環と肺循環。
動脈血と静脈血。
もう間違えないね!
まとめ
最後に今日の話をまとめておくね。
・体には体循環と肺循環というものがある
・体循環は心臓から全身を巡って心臓に戻る経路
・肺循環は心臓から肺にいって心臓に戻る経路
・血液の重要な働きは酸素を運ぶこと
・酸素が多い血液を動脈血、少ない血液を静脈血
こんな感じだね。
これでもう体循環と肺循環はバッチリだね!
こんな感じで、人間の体って絶対に何かしらの理由があるから、こうやって理由を考えると、すごくわかりやすくなるよ( ^˂̵˃̶^)
じゃあ今日は体循環と肺循環の話でした。
◆医療従事者向け記事
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