こんにちは( ^˂̵˃̶^)
ぴぃすけだよ!
今日は尿検査の項目の中の糖の話をするよ。
陽性の場合は尿糖が1+、2+、3+みたいに検査結果が出ていると思うんだ。
これって一体何を表していると思う?
尿糖が出ているといったらみんなはどんな病気が気になる?
そんな話を今日はしていくね!
尿糖の検査
尿糖っていうのは尿中に含まれる糖のことだね。
この糖についてなんだけどブドウ糖(グルコース)というものが主なものになるよ。
糖にはいろいろ種類があるんだ。
その中でもこのグルコースというのは体のエネルギーとなる物質の1つだよ。
体に必要なものなんだけど、やっぱりたくさんあるとそれはいけないものになるんだね。
この尿糖を調べる検査をすると、前回の排尿から今回の排尿までの血液中の糖の状態を間接的に知ることができるんだ。
血液中の糖を検査するときは痛くても採血しなくちゃいけないから、尿で検査できるっていいね!
プラスについて
この尿糖の検査には2つの種類があるんだ。
一般的に健康診断で最初に行われるのは『試験紙法』というものだよ。
これは試験紙というものに尿を染み込ませるとその試験紙が反応して色が変わる。
その色によってどのくらいの糖が出ているかを簡易的に見るものだよ。
あるかどうかを見るということで尿の性状を検査するということで、定性検査とか言われるね。
時間にしてほんの数分で結果がでるから、病院ではかなり使われている検査だね。
この検査で引っかかった人が、具体的にどのくらいの『量』があるかを調べるのがもう一つの定量検査というものになるよ。
この定量検査では酵素というものを使って、尿の中の糖との反応を見ているんだ。
ちなみに試験紙法では
(-)(±)(1+)(2+)(3+)みたいに
表記されていることが多いね。
この時に定量をやると、こんな感じで結果が出るよ。
(±):50mg/dl
(1+):100〜200mg/dl
(2+):250〜500mg/dl
(3+):500mg/dl以上
という感じで尿中に糖が出ているよ。
糖尿病?
尿中に糖が出た時っておそらく心配になる病気があると思うんだ。
そうだね「糖尿病」だね。
よく聞く名前だし、糖と尿が入っているから糖が尿に出たらこれかなと思っちゃうよね。
だけど実は糖尿病っていうのは糖が尿中に出るから糖尿病というものじゃないんだ。
糖尿病は血液検査のHb1Acというものがかなり重要になってくるよ。
糖尿病についてもっと詳しくはこちら。
ただ尿に糖が出る状態って、かなり血糖値が高い状態になるんだ。
一般的に血糖値が160mg/dlあたりを超えると尿に糖が出るようになると言われているんだ。
空腹時の血糖値の基準値はおよそ80〜100mg/dlだからかなり多いのがわかるね。
尿糖が出るのはまずい?
こう考えると尿に糖が出てくるのは、かなりまずいんじゃないかなと思うよね。
いつも糖なんか出ていないのに、今回初めて糖がプラスになってしまった。
これってかなり不安になるよね。
だけどさっき言ったように血糖値が160mg/dl以上になると尿に糖が出るようになるって話したよね。
これって健康な人でもそのくらいに上がることがあるんだよ。
そうだね。食事をした後だね。
だからたまたま食事をした後とかに尿を採ったりすると糖がプラスになることもあるんだ。
基本的に採尿前にあまり食事制限などは言われないと思うんだけど、あまりがつがつ食べない方がいいね。
まとめ
今日は尿糖と糖尿病の関係について話をしてきたよ。
今日の話をまとめておくね。
・尿糖は血液中の糖の状態を間接的にみるもの
・検査の方法には試験紙法(定性検査)と酵素を使った定量検査がある
・食事後では健常な人でも尿糖が出る場合がある
確かに尿糖と糖尿病というのは関係があるのだけど、それだけで判断できるものではないんだ。
たまたまその日だけ数値が上がってしまっていた場合もあるし、もしかしたら他の病気の可能性もある。
尿糖がプラスだから「大変だ!」って思うんじゃなくて、
他の検査もしたり、再検査の結果を見たりして自分の体がどういう状態なのかをしっかり知ることが大切だね。
危険因子って言われるくらいだしね。
糖尿病って本当にいろいろな合併症を引き起こしてしまう怖い病気なんだ。
そんな糖尿病にならないためにしっかり管理する必要があるね。
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