こんにちは。
妊娠中の定期検診って
毎回採血や尿検査をするよね。
それでその結果を細かく
母子手帳に書き込まれる。
確かに妊娠中の体って
体調が変化しやすいっていうけど、
どうしてこんなに気にすると思う。
しかもおそらく項目は
糖とかだよね。
いつもはそこまで気にしていないのに、
妊娠中だけかなり気にする。
こんな不思議について
今日は話をしていくよ。
妊娠糖尿病というものがある
どうしてこんなに
糖を気にするかというと、
実は『妊娠糖尿病』というものが
あるからなんだ。
妊娠糖尿病って何って思うよね?
妊娠糖尿病っていうのは
今まで糖尿病とは一切関係がなかった人が、
妊娠をした時に糖尿病と
診断されるものだよ。
もともと糖尿病の人が
妊娠した時とは
『糖尿病合併妊娠』として
区別されているんだ。
糖尿病って妊娠の時に
発症することもあるなんて
驚きだよね。
しかもこの妊娠糖尿病になる人って
妊婦さんのどのくらいいるか知っている?
だいたい全体の10%ちょっとの妊婦さんが
妊娠糖尿病になっているんだ。
10%ってかなり多いよね。
症状は?
この妊娠糖尿病になると
どんな症状が出るのかを少し話していくね。
実はほどんどの場合は自覚症状が
ない場合が多いんだ。
あるとすれば
喉の渇きや頻尿といった症状だね。
これは一般的に言われている
糖尿病と同じ症状だね。
ただこの喉の渇きや頻尿という症状は
妊娠中に起こる症状にも似ているから、
妊娠糖尿病と判断するのは
難しいことが多いんだ。
検査方法は?
妊娠糖尿病は症状では判断することが
難しいから血液検査や尿検査で
しっかり判断していくよ。
これだけでも糖が出ていれば
検査結果として判断できるんだけど、
もっと詳しく見る検査もあるんだ。
それがブドウ糖負荷試験というものだよ。
ブドウ糖負荷試験については
ここで詳しく話しているよ。
原因は何?
どうして今まで糖尿病とは
無縁だった人が妊娠することで
糖尿病となってしまうと思う?
実は妊娠中って普段よりも
血糖値が上がりやすい状態何なんだよ。
というのもこれは
ホルモンの影響だったりするんだ。
血糖値を下げるホルモンに
『インスリン』ってものがあるのは
おそらくみんな知っていると思うんだ。
そのインスリンの働きを悪くしてしまう
ホルモンが胎盤から出ているんだよ。
そうなるとインスリンの働きが
悪くなって結果として血糖値が
上がってしまうんだ。
妊娠中ってそれだけでもすごく
気を使って生活するのに、
他にも気を使わなくちゃいけない。
本当に大変なんだね。
電車とかで妊婦さんを見かけたら
絶対に席を譲るとかしなきゃ!
この他にも
高齢出産だったり、
両親なんかが糖尿病だったり、
肥満の人だったりすると、
妊娠糖尿病となることもあるんだ。
対処法はある?
妊娠糖尿病と診断がついたら、
入院などをして食事療法を
しっかり行うことが大切なんだ。
お腹の赤ちゃんのためにもしっかり栄養を
とらなければいけないけど、
摂り過ぎてもいけない。
本当に難しいところだね。
妊娠中っていうのは、
空腹時の血糖値は低くなりやすくて、
食後の血糖値は逆に高くなりやすい。
だから急激な血糖値の上昇を抑えるのに、
1回の食事量を減らして食事回数を増やす
『分食』なんかを行う場合もあるよ。
これはしっかりとお医者さんと
相談してみてね。
胎児への影響は?
こういう状態になってしまった時に
気になるのがお腹の赤ちゃんへの影響は
大丈夫なのかということだよね。
やっぱり血糖値が
上がりすぎている状態というのは
赤ちゃんにも影響があるんだ。
赤ちゃんが太りすぎて
難産となってしまったり、
逆に発育不全となってしまったり。
こういった悪い影響が
少なからず出てきてしまうんだ。
だからそれを防ぐために
毎回定期検診でしっかり検査を
行っているんだね。
まとめ
妊娠中に発症する妊娠糖尿病は
自覚症状というのものはほとんどなくて
自分ではわからない。
検査をしっかりすることで、
早期発見をしてもし見つかった場合は
ちゃんと適切に対処をしていく。
こうやってお母さんも赤ちゃんも
しっかり守っていっているんだよ。
毎回お腹に赤ちゃんがいる状態で
病院に行ったりするのは
大変かもしれないけど、
本当に大切な検査だから、
しっかり検査を受けてね
それだけでは病気を特定はできないことが多いけどわかることも多いんだ。
尿検査で一般的にやられているのは
試験紙法っていうんだ。
その試験紙法についてまとめたよ。
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