30代女性の質問
私は年に一度人間ドックを受けているのですが、そのときに採血を毎回します。
私は血管が出にくいらしく毎回苦労して採血されます。
ただたまにすぐに採れる方がいるのですが、採れないときと採れるときの違いはなんなのでしょうか？
毎回苦労しているのに、たまにすぐ採れる時があるということだから採る側の違いかもしれないね。
こんにちは！
臨床検査技師のぴぃすけだよ。
今回は採血の失敗についての話だね。
採血をするときに毎回苦労される方。
でもたまにすぐに採れる時とあるということ。
この理由について詳しくまとめていくね。
血管について
採血の話をする前に血管の話をしていくね。
採血をするためには、血管を探す必要があるってことは、なんとなくわかるよね。
それで僕が一度言われたことがあるんだけど、
「血管はみんな同じでしょ」
ということを言われたことがあるんだ。
違いなんてあるの？
確かに似たような場所にあるんだけど人によって様々なんだよね。
だから採血をするためには、この血管を探すというところからやっていかなければいけないんだ。
採血で重要なこと
そんな採血で僕たちが一番重要だと思っているのが…
血管を探すことなんだ。
イメージして欲しいんだけど太い穴に何かを通すのって、そこまで難しくないよね。
だけど細い例えば裁縫の針の穴に何かを通すのって大変じゃない？
しかも例えば見えてない状態になったら、さらに難易度は上がるよね。
採血ってこれと似たような状況になっているんだ。
なんか難しそうだね…
だからしっかり練習が必要なんだよね。
確かに浮き出ていて、目に見える血管の人もいるんだけど、見えない人もいるよね。
だからこそ採血のしやすい血管を探す。
ここの部分が一番重要なんだ。
今回の採血の場合
今回の場合だと毎回血管が出にくくて苦労して採血するということだよね。
なんだけど、ここで重要なポイントが
『毎回採ることは出来ている』
ってところなんだ。
きっと血管自体はあるんだと思うんだ。
だけどちょっと深かったり、太さが細かったりしているから毎回苦労するんだと思うんだ。
もしかしたら思ってもいない場所にあるのかもしれないね。
思ってもいない場所？
通常は腕の真ん中付近だけど、かなり横にずれたところとかね。
基本的に採血っていうと、肘のあたりを想像するかもしれないけど、腕の後ろなんかからも採血する時があるんだ。
たまに肘の部分は一切ないけど、後ろ側に太い血管があるという人もいるんだ。
こんな感じで血管自体はあるけど、ちょっと探しにくい。
これが今回、質問をしてくれた人の血管だと僕は思うんだ。
だからすんなり採れた時の場所を採血する人に教えてあげれば、もしかしたら1回でとってくれる人も増えるかもしれないよ。
まとめ
採血って痛いからできれば1回で終わらせたいよね。
これは僕たちも同じ気持ちなんだ。
採血って最初職員さん同士で腕を貸しあって練習するから、どれだけ痛いかはすごくわかっているんだ。
でもやっぱり血管って1人1人違うから絶対に成功するっていうことは難しいんだ。
できるだけ失敗しないようにしっかり血管を探すから、もし探すのに苦労してそうなら一言教えてあげると助かる人もいるよ。
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