
こんにちは!
臨床検査技師のぴぃすけだよ。
今日はあまり聞いたことないと思う検査について話しをするね。
末梢血管エコーっていう検査なんだけど知ってるかな?
エコーの検査っていうと、お腹だったり心臓だったり赤ちゃんとかがよく聞くと思うんだ。
だけどそれだけではなくて血管も見ることができるんだ。
それがこの末梢血管エコーの検査になるよ。
今日はその末梢血管エコーの動脈について話をしていくね。
末梢血管エコーってどこを見ているの?
血管といっても全身にあるけど、どこを主に見ているかというと、腕や足の血管が多いかな。
特に多いのが、足の血管になるんだ。
そのほかにもお腹にある太い血管(大動脈)を見たりあらゆる血管を検査するよ。
大動脈では末梢とは言わないんだけどね。
足の血管だけしか見ないとか、さらに足の血管の静脈だけしか見ないとか、どこまで見ているかはその施設によって少し違ってくるよ。
検査のやり方
じゃあ次は検査をどんな感じで進めていくかの話をするね。
足の動脈を検査するとして説明していくね。
- 検査をするためにズボンを短いものに履き替えてもらう
- ベットに横になってもらって検査開始
- 手で拍動があるかを確認する
- 足の付け根から動脈を確認していく
- 足首のあたりまで全て見落としなく確認する
- 逆側の足を確認する
- 場合によってはお腹の血管を見たり付け根より頭側の血管を確認する
簡単にだけどこんな流れで検査していくよ。
検査用のズボンはあるところとないところがあるけど、足の付け根まで見るからゆるい短くてゆるいズボンを履く必要があるんだ。
拍動っていうのはよく手首とかでいう【脈】のことだね。
手首の親指を触ってみて。
「パク、パク」って脈を打っているよね。
それと同じように足の付け根、膝裏、足首で脈を確認することができるんだ。
もしここで脈が感じられないときは、触っている場所よりも頭側で血管が詰まっているのかなって予想がつくんだ。

触ることでも分かるんだね。

しっかり確認するのはエコーだけど、予測を立てるのもすごく大切なんだ。
次からが本格的なエコーの検査だね。
足の付け根から動脈を確認していくんだ。
動脈の確認の仕方は見た目もそうなんだけど、血液の流れる速さで動脈硬化がないかを確認するよ。
これは水を出しているホースを想像して欲しいんだけど、普通に流しているよりも先っぽを潰した方が勢いがよくなるよね。
それと同じで動脈硬化で血管が細くなっていると、血流の速度がそこの部分で明らかに速くなってしまうんだ。
こういう風にして病変がどこにあるかを見落としなく上から下まで全部見ていくんだ。
どんなことがわかるの?
末梢血管エコーで動脈を見るとどんなことがわかるというと…
動脈が動脈硬化によって
- 狭窄(中が細くなっていないか)
- 閉塞(詰まっていないか)
こういったことを確認していくよ。
動脈が詰まってしまう原因で一番多いのがやっぱり【動脈硬化】なんだ。
でもそれだけではなくて血の塊によって詰まることもあるんだ。
病気の名前でいうとPAD(末梢動脈疾患)って言うんだ。
その中でも動脈硬化によって動脈が詰まってしまうことを、ASO(閉塞性動脈硬化症)とも言うよ。
ABIっていう検査でも動脈硬化があるかないかを調べることはできるんだ。
でもそれが足の付け根のか膝のあたりなのかそれとも足首なのかはわからない。
でもエコーの検査をすることで、病変が足のどこにあるかまで確認することができるんだ。
その検査の結果によって治療の方針が決まったりもするよ。
まとめ
末梢血管エコーの中の足の動脈についてだけだったけど、なんとなくわかってくれたかな。
・エコーの検査で体の血管を見ることもある
・拍動を確認することで、動脈の異常を予測することが出来る
・エコーの検査で見るのは狭窄と閉塞
・病名としてはPADやASO
動脈硬化を調べる検査はたくさんの検査があるから、いろいろな検査を合わせて間違いがないように結果を出しいくんだ。
手で拍動をとるのもその1つだよ。
ということで、今回は末梢血管エコーの動脈について話をしたよ。
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