こんにちは( ^˂̵˃̶^)
臨床検査技師のぴぃすけだよ!
あれ今日痛くない!
健診や人間ドック、
病院を受診した時に
採血されることがあるよね。
採血される時って、
「痛くないかなぁ」とか
いつもドキドキしない?
でもいつも痛いわけじゃないんだよね。
どうして採血って
痛い時と痛くない時があるのかな?
今日はそんな採血が痛い理由や
原因を紹介していくね。
採血の痛みの原因
当たり前なんだけど、
採血には注射針を使うよね。
先がとがった針を皮膚に
刺すんだから
本来なら絶対痛いはずなんだ。
だって人には感覚機能というものがあって、
痛みを感じるようにできているからね。
なんだけど確かに
全然痛くない時もある。
これって不思議だね。
人間には感覚機能があるって言ったけど、
実はどこも同じじゃないんだ。
ちょっと敏感なところもあれば
逆に鈍いところもあるんだよ。
例えば肘の外側なんかは、
他と比べて少し鈍いんだね。
だからちょっとつねったくらいじゃ、
痛くないよ。
でもそこから採血することはできないよね。
なんでかって、
採血できるような血管がないからだね。
そこに血管があればいいのにって
いつも採血するとき思うんだよね。
痛い時と痛くない時
採血の時に痛みを感じる理由だけど、
まず人間の感覚機能について
もう少し詳しく話をするね。
感覚機能って何?
皮膚の感覚機能にもいろいろあるんだ。
触られたり押されている感覚、
冷たさや温かさを感じること、
そして痛みを感じることだよ。
それらは全身に点のように
分布されているんだ。
といっても小さすぎてどこに
何があるか見てもわからないけど。
それらの点は、
専門用語で感覚点というんだよ。
触点、圧点、冷点、温点、
そして痛みを感じるのは痛点。
それらを感じることで
日々生活ができているんだね。
つまり痛点というものが全身にあるから
人は痛みを感じるんだ。
痛点が重要だった!
痛点は全身にあるけど、
多く密集しているところと
比較的少ないところがあるよ。
ちなみに多い場所はここらへんだよ。
・膝の裏側
・首の周り
・肘の内側
採血する場所になるよね。
なんでそんなところにあるんだろうね。
痛点なんてなければいいと思った?
でもね、痛みを感じるのは
人間の危機回避能力なんだよ。
それが無ければ、
皮膚を切っても骨を折っても平気だから、
全然かまわずに生活しちゃうよね。
そんなことを続けていたら、
生活できなくなる。
採血ができるということは
血管があったりと重要な場所だよね。
だから肘の内側にも
痛点がおおいということだよね。
痛みを感じるのは、
とても大切なことなんだ。
といっても採血の時の痛みは
何とかしてほしいよね。
痛点があるなら、
それを避ければいいんじゃないなんて
思っている人もいるかも?
でもそれは不可能なんだ。
何しろ痛点は感覚点の中でも一番多いし、
本当に小さな点だから
どうしても当たる時がある。
当たれば当然痛いし、
採血で痛くないかどうかは、
ほとんど運みたいなものなんだ。
採血する人が原因?
でも採血がうまい人と
下手な人がいる気がするって感じるよね?
確かにその通りなんだ。
採血っていうのは
『針で穴を通す』
こういうことをやっているんだ。
だからやっぱり技術に
差が出てきてしまうものなんだ。
だから僕たち採血する側は
すごく練習をするんだ。
こんな感じで実は採血って
練習をしているんだよ。
刺される経験もたくさんしているから、
痛みもわかるし
みんなかなり必死に頑張っているんだ。
ただやっぱり人の痛点の問題も
あるものだから絶対に痛くならない
わけじゃないんだけどね。。。
技術的な原因も関係ある?
でもやっぱり技術的な問題で
少し痛みが変わることもあるんだ。
例えば注射針を刺すスピードとかだね。
一番痛みを感じるのは
皮膚でいう上皮の一番下を
通過する時なんだよ。
だから針をおっかなびっくり
トロトロと刺しちゃう人にされると
痛いんだよね。
新人さんに多いんだけど、
思い切って刺した方が痛みは少ないんだ。
あんまり早すぎても
びっくりされるけどね(笑
一発で探して採るのが一番いいね
なんだけど実は採血で一番重要なのって
いかにいい血管を見つけるかなんだ。
新人とベテランさんの違いは
ベテランさんは血管を
見つけるのがうまいんだよね。
だからもし採血を採る人が
ちょっと迷ってそうだったら、
「いつもはここら辺です」
みたいなことを言ってあげるといいかも。
ただその日によって
血管って微妙に違うから
他のところから採っても怒らないでね^^;
年代や役職で判断しちゃいがちだけど、
若い人でもうまい人はいるよ。
痛点の問題もあるし、
採血で痛いかどうかは運と技術の
半々ぐらいで決まるのかもしれないね。
まとめ
こんな感じで今日は
採血で痛い理由と
痛くないのには実はこんな理由があった
ということを話したよ。
ベテランでも痛いときは痛いし
逆に経験が浅くても
痛くないときは痛くない。
痛いかどうかって運もあって
嫌な検査だけど、
本当に重要な検査だから
みんなしっかり受けてね( ^˂̵˃̶^)
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