こんにちは!
臨床検査技師のぴぃすけだよ。
この間にわじいからこんな質問をされたよ。
採血した腕が青くなってしまったんじゃが、これはどうなっとるんじゃ?
にわじいと同じように採血で刺した場所が青くなっちゃたりしたことない?
これは内出血って状態になっちゃっているんだけど、その理由ってみんな知ってる?
これは採血が下手くそだったから?
もしかしたらその可能性もあるんだけど、採血のやり方が問題じゃない場合の方が多いんだよ。
実はちょっと気をつけるだけで、かなりこの内出血をなくすことができるんだよ。
ということで、今日は採血後に腕が青くなってしまう内出血について理由や対処法を話をしていくね。
採血後に青くなる理由は?
最初にどうして採血で刺した場所が青くなってしまうのかを少し話していくね。
これはすごく簡単な理由なんだ。
採血って血管に針を刺すよね。
にわじい、血管に針を刺すとどうなる?
そりゃ、血が出るじゃろ。
これが青くなる原因だね。
採血では血液を採るために血管に針を刺すよね。
この時にその刺された血管ってどうなっていると思う。
これは指とかを怪我した時と同じように考えてくれればいいんだけど、、
小さい傷だとしても、すぐにはふさがらないよね。
傷が大きければ時間がかかるし、小さければそんなに時間はかからない。
だけどすぐに傷がなくなるってことはありえないよね。
採血って確かに傷としては、すごく小さい傷だよね。
でも血管に穴が開いていて血が出る状態ではあるんだ。
その血が皮膚の下に溜まってしまうから、あんな感じで腕が青くなってしまうんだ。
これが内出血ってやつで、採血後に青くなる理由だね。
内出血とは?
この内出血について少し詳しく話していくね。
内出血って多分みんながよくなる時って、どこかにぶつけちゃったりした時だと思うんだ。
固いものにぶつけたりした時って外側の皮膚は切れたりしていない状態。
だから外に血が出てくることはないよね。
でも体の中では組織なんかが傷ついて出血してしまっているんだ。
外側に傷がないから、この出血が皮膚の下にたまって内出血となってしまうということだね。
採血の時に起こっていることも、これと同じことなんだ。
体の中での出血ってことだね。
採血の場合は組織じゃなくて、血管が傷ついてしまっている状態だね。
じゃが採血は血が外に出とるじゃろう。
でもこんな疑問が出てくるよね。
これって確かにそうなんだけど、採血で刺す針ってすごく細いんよね。
上で話したように小さくてもすぐに塞がるわけじゃないけど、かなり早く血は止まるんだ。
でも血管部分まで完全に傷がふさがっているわけじゃないんだよ。
それで出てこなかった分はそのまま皮膚の下にあって、内出血ってものになってしまうというわけだね。
採血後に内出血を起こしにくくする方法
じゃあ最後に採血後に内出血を起こしにくくする方法について話をしていくね。
多分ここまで読んでくれている人は「この方法かなー」っていうのがあると思うんだ。
これは単純に採血した部分を
『しっかり抑える』
ということなんだ。
単純だけどこれが本当に重要なことなんだよね。
針を刺しているから出血は必ずしてしまっているよね。
でもそれをそのままにしていてしまったら、血が出っぱなしってことだよね。
血管から血が出て皮膚の下にたまるのが内出血だったよね。
仮にその血を外に全部出すってことが出来れば内出血は起きないけど、さすがに難しいね。
だからまずは血を出さないことが重要ということだね。
だからそのためにしっかり抑える!
こんな感じで止血するところも
ちなみに病院によっては止血するためにバンドを巻いてくれるような病院もあるよ。
それだけ採血後に抑えることが重要だというのが分かるよね。
採血後の青くなる理由って、この止血って部分が不足して起こることがかなり多いんだよね。
実際に僕も採血は問題なかったけど、ちょっとだけしか抑えなかったことがあるんだよね。
やっぱりしっかりと青くなっちゃってたんだよね。
いつも大丈夫だからって止血をあまくした結果だね
「ちゃんと抑えないとダメなんだなー」って反省…
前に青くなってしまった人がいたら、もし次採血がある時には採血部分をしっかり数分抑えてみてね。
100%内出血を防ぐというのは、難しい部分はあるけどこれでだいぶ良くなると思うよ。
まとめ
今日は採血をした後に青くなってしまう内出血について話をしたよ。
内容としては
・採血後に青くなるのは内出血が原因
・内出血は皮膚の下に血が広がることで起こる
・採血後の内出血を防ぐにはしっかり抑える
こんな感じだったね。
採血の手技が関係ないとは言わないけど、問題なく採血が終わっても青くなってしまうこともあるんだ。
だからまずはしっかり抑える。
これをやってみてね。
コメント