おなかいっぱい
この後だんだん眠くなってくるんだよね。
おなかいっぱい食べて満腹になると
なんだかぼーっとして眠くなるよね。
これってなんで眠くなるんだろう?
今回は食後に眠くなる理由や
仕組みについてお話しするよ!
頭がぼーっとする?
ご飯を食べると胃とか腸が
消化をするために活発に動き始めるよ。
そうすると胃と腸の方に血液が
多く必要になるんだ。
脳は血液を胃と腸に
集中させるように指令を出して、
酸素とエネルギーをたくさん供給するんだ。
そうなると他の部分への血液の
供給量が減ってしまうよね。
脳への血流量も減ってしまうから
集中力が低下して眠くなっちゃうんだよね。
脳が命令を出しているんだけどね笑
でも食べたら消化が第一だもんね。
食べ物の消化
僕たちの主食はご飯やパンといった
炭水化物だよね。
食べたご飯やパンの中にある
糖質は消化されてブドウ糖という
エネルギーとして使える物質になる。
このブドウ糖が体を動かす
エネルギーとして血液中に送られるんだ。
血液中にどれくらいブドウ糖が
あるかを「血糖値」というよ。
そうなると食後は血糖値があがるよね。
でも血液中にあるだけじゃ
エネルギーとして使えないんだ。
これを使えるようにするのが
膵臓にあるインスリンという物質だよ。
血液中のブドウ糖を
エネルギーとして脂肪や筋肉に蓄える働きをするんだ。
こうするとエネルギーが
使われるようになるんだね。
食後眠くなるもうひとつの理由はこれ
さっき食後眠くなる理由は、
頭に血液が行かなくなって
ぼーっとするからって言ったね。
でもあまりにも眠くなってしまう場合は、
違う理由があるんだ。
人間にとって消化吸収というのは、
とってもエネルギーを使うこと。
胃腸が活発に動いている間は、
体の他の部分の活動を抑えるために
体をリラックスさせて、
休息状態にする必要があるんだ。
そのために脳は体がリラックス
出来るように眠くなるような
ホルモンをだすんだって。
脳内ホルモンのメラトニンっていうんだ。
眠くなると消化吸収が
スムーズになるんだね。
他にも膵臓が疲れていると、
インスリンの生成が
コントロール出来なくなってしまうんだ。
そうすると食前や食後に
低血糖や高血糖がおこって
急激に眠くなるんだって。
どうすれば眠くならない
ご飯の食べ方に気をつけて
血糖値を急激に上げない工夫をすれば
食後の眠気を防ぐことができるよ。
いくつか紹介するね!
1.炭水化物を摂り過ぎない
普段食べている量より少し減らしてみよう。
僕はうどんと丼ぶりのセットが好きで
よく食べちゃうけど
これだと炭水化物が多いね。
「ラーメンとご飯」とか、
「うどんとおにぎり」とかも
炭水化物ばかりになってしまうね。
炭水化物は糖分に変わってしまうから
急激に血糖が上がって眠くなってしまうね。
2.糖分の取り過ぎにも気をつける
直接糖分を摂りすぎるのも注意だね。
甘いジュースやスイーツは
食べ過ぎないようにしよう。
3.ゆっくり食べる。
早食いだって言う人は気をつけてね。
急に大量の炭水化物を食べると
血糖値が急上昇してしまうんだ。
ゆっくりとよく噛めば血糖は
ゆっくり上がっていくよ。
満腹にもなりやすいので試してみてね。
4.腹八分目
おなかいっぱい食べ過ぎれば
必要以上に血糖値は上がるよ。
まだちょっと食べれそうって位で
ごちそうさまをしよう。
5.食べる順番を変えよう。
最初に食物繊維が含まれた食材から
食べると血糖値の上昇を穏やかにするよ。
サラダから最初に食べるのは
ちゃんと理由があるんだね。
まとめ
食後に眠くなる理由、わかったかな?
胃や腸の消化器官に血液が集中することで
脳への血流量が少なること。
消化器官をより働かせるために
他の機能を休ませていることがわかったね。
体ががんばって働いてくれているから
眠くなるのも自然なことなんだね。
でも眠くなりすぎて困っちゃう人は、
血糖値を上げないような食事を
工夫してみてね!
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