採血で貧血になる?倒れる理由との関係は?対処法などのまとめ

検査
ぴぃすけ
ぴぃすけ

こんにちは!
臨床検査技師のぴぃすけだよ。

病院の検査で採血ってかなり行われている検査だよね。

この採血をしたときに気持ち悪くなったり、場合によっては失神して倒れてしまう人がいるんだ。

これって貧血の症状に良く似てるよね。

お姉さん
お姉さん

採血で貧血になるってこと?

お姉さんと同じように、こう思う人もいると思うんだよね。

でも実はこれって貧血ではないんだよ。

じゃあなんでこんな症状がでてしまうのか。

今日は

  • 採血と貧血の関係
  • 採血で倒れてしまう理由
  • ならないための対処法

こんな内容で話をしていくね。

採血で貧血になる?

最初に結論を言っちゃうと

採血で貧血になることは基本的にない

これはまず覚えておいてほしいんだ。

というのも採血で採る血液の量ってかなり少ないんだ。

血液が入っている容器(スピッツ)を見ると、たくさん血が採られている気がするよね。

でも実際は1本に入るのは2~3mlくらいで大きいものでも5mlくらいしか採らないんだよ。

だから数本採血したとしても全体で15mlくらいの量にしかならないんだ。

これってだいたい大さじ1杯くらいの量になるよ。

お姉さん
お姉さん

そんなに少ないんだね。

ぴぃすけ
ぴぃすけ

そうなんだよね。だから採血で貧血になるってのは考えにくいよね。

ちなみに人間の体の中にある血液の量は体重の13分の1(約8%)と言われているよ。

体重60kgの人だと約5Lくらいある計算だね。

出血の危険なラインがだいたいこの1/3になるんだ。

こう考えると採血で採られる血液の量がとても少ないことが分かるよね。

貧血の原因は?

じゃあ貧血ってそもそもどんな状態なんだろう?

というのを少し話していくね。

貧血っていうのは

血液中の赤血球やヘモグロビンが減少している状態

ヘモグロビンっていうのは体中に酸素を運ぶ働きがあるんだ。

だからそれが減少しているというのは体全体が酸欠の状態になっていると言えるね。

この貧血で最も多いのが鉄欠乏性貧血というものになるよ。

鉄が不足すると血液中のヘモグロビンを作ることが出来なくて減少してしまう。

結果として貧血になってしまうということだね。

貧血の具体的な症状として動悸、息切れ、めまい、ふらつきなどがあげられるよ。

採血で倒れる理由に貧血は関係ある?

貧血の症状から考えると採血と貧血って関係がありそうだよね。

でも最初にも話したように、採血の時に貧血が理由で倒れることはないんだ。

お姉さん
お姉さん

でも私、気分が悪くなってふらついたことあるよ。

じゃあどうして倒れてしまったりするかという理由だね。

それは採血をしたときに

というもの起こっているからなんだ。

原因は迷走神経反射

迷走神経反射って聞きなれない言葉だよね。

これは強い痛みや精神的ショック、ストレスなどによっておこる体の反応(反射)の事なんだよ。

この迷走神経反射で血圧が急に下がったり、脈拍が遅くなったりするんだ。

ぴぃすけ
ぴぃすけ

お姉さん。血圧が下がる、脈拍が遅くなると体ってどうなると思う?

お姉さん
お姉さん

うーん。体に血液が回らないとか?

このお姉さんが言っていることが正解だね。

血液の中にある赤血球、、

具体的に言うとヘモグロビンは酸素を運ぶ役割をしていると話したよね。

迷走神経反射が起こると、その血液が体に回らなくなる。

ひどいと脳に血液が回りにくくなるから失神することもあるんだよ。

テレビなんかでも、血を見たりして倒れる場面があるよね。

これが迷走神経反射というわけ。

これと同じことが採血をしたときに起こっているというわけだね。

お姉さん
お姉さん

血を見ただけで貧血はないもんね。

採血で迷走神経反射が起こる理由

じゃあどうしてこれが採血をすると起こるかというと、、

針を刺される恐怖や痛み、血液を見るのが苦手な人に起こるといわれているよ。

採血で体調不良になるのは、こういったストレスからなんだ。

ちなみに迷走神経反射についてはここで詳しく紹介しているよ。

迷走神経反射とは?採血時に気分が悪くなる原因と対処法!
ここでは迷走神経反射について詳しく解説をしているよ。採血時に気分が悪くなる原因はこの迷走神経反射によるものなんだ。理由分かっているから、対処の方法も実はちゃんとあるんだ。そんな内容も含め解説しているよ。

よかったらこっちも見てね。

というわけで、採血と貧血には関係がないってことがわかったと思うんだ。

採血でのめまい等の対処法

ここまでで採血の時に気分が悪くなる理由について解説したよ。

最後は

採血の時にどうしたら倒れることを予防できるのか

この部分について話をしていくね。

今回の原因は採血による恐怖や痛みだったよね。

だからリラックスして採血をしてもらうというのが一番いいんだ。

今までに倒れたことがある人や不安な人は、まず検査をする人にそれを伝えてほしいんだ。

病院によってはベッドで横になって採血を受けたりも出来るはずだよ。

ベッドで横になっていれば、脳に血液が回りやすいし、倒れるのを防ぐこともできるよね。

それと視線が天井を向きやすいので、針を刺されるところを見なくて済むよ。

意外と『採血をしているところを見ない』というだけでも予防になったりもするよ。

そういえば採血から意識を遠ざけるという事で採血している時に僕とずっと話をしていた人もいたよ。

まとめ

こんな感じで今回は採血と貧血の関係性。

採血の時に気分が悪くなる理由と対処法について話をしたよ。

・採血と貧血には関係はない

・採血で気分が悪くなる理由は迷走神経反射

・対処はベッドでの採血や見ないことで意識をそらす

こんな内容だったね。

もしかしたら

「病院の人に伝えるのは恥ずかしい…」

こう思う人もいるかもしれないよね。

特に若い男の人だとそう思っちゃう人も多いかもしれないね。

でも採血で倒れるって本当に危険なんだ。

迷走神経反射ってどんな人でも起こることなんだよ。

というよりも、むしろ若い男の人の方が多かったりもするんだ。

こういったことを検査をする人はちゃんとわかっているから恥ずかしがらずに伝えてね。

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