
こんにちは!
臨床検査技師のぴぃすけだよ。
人間ドックって、何歳から受ければいいの?って質問、僕の勤務先でもよく聞かれるんだ。
「この年齢になったら必ず」っていう決まりがないから、ちょっと迷いやすいよね。
だから今日は「何歳から人間ドックを受けるべきか」について、僕が普段説明している内容を紹介するね。
年齢制限はある?
まず大前提として、人間ドックに年齢制限はないよ。
20歳でも、50歳でも、70歳でも、受けようと思えば誰でも受けられるよ。
「若いから大丈夫」と思っても、年齢だけで受けない理由にはならないんだ。

でも若い時なら受けなくてもいいんじゃないの?

うーん…リスクは低いけど、受けなくてもいいってことじゃないんだ。
最近は若い世代でも、ストレスや生活習慣によって胃や腸の病気になる人が増えてきているんだ。
だから気になる症状があれば早めの検査がおすすめだよ。
人間ドックは強制?
会社の健康診断って法律で義務づけられているよね。
じゃあこの人間ドックはどうだと思う?
結論から言うと、人間ドックは強制ではないんだ。
でも最近は健康への意識が高まってきていて、会社によっては受けるように勧められることもあるよ。

確かに私も出来れば受けるように言われている。

やっぱり必要だよね。「いつかは受けなきゃ」と思っているうちに、病気が進んでしまうこともあるからね。
特に自覚症状が出てからでは、病気がかなり進行しているケースも多いんだ。
「まだ大丈夫」と先延ばしにしている間にも、体の中では少しずつ変化が起きているかもしれない。
何歳頃から受ける?
もちろん若いうちから受けられるなら受けた方がいい。
でも「何歳から受けるべき」という明確な決まりはないけれど、年代ごとに目安はあるよ。
ここでは年代ごとにおすすめの検査内容を紹介するね。
20代
20代でも受けていいし、早すぎるということはないよ。
特に女性の場合は子宮頸がん検診などを受けておくのがおすすめ。
家族に持病がある人や、生活習慣が不規則な人は、早めに一度チェックしておくと安心だね。
30代
30代からは生活習慣病(高血圧・脂質異常・糖尿病など)のリスクが出始めるよ。
血液検査や肝機能、胃や腸など消化器系の検査を取り入れておこう。
35歳前後を節目に人間ドックを始める人も多いんだ。
40代
この年代からはがん、心疾患、脳疾患などのリスクが一気に上がるよ。
超音波検査や心電図、CT、MRIなど、内臓全体をチェックする検査を選ぼう。
50代
50代は三大疾患(がん・心臓病・脳疾患)のリスクがさらに高まる年代。
男性は前立腺がん、女性は乳がん・子宮がんなどの検査を追加しておくと安心だね。
60代以上
この年代では小さな不調が大きな病気につながりやすいよ。
年に1回を目安に、全身をくまなくチェックしよう。
CTや大腸カメラ、肺の検査なども検討してね。
まとめ
今日は、『何歳から人間ドックに行くべきか』という内容を話してきたよ。
・人間ドックに年齢制限はない
・30代から受け始める人が多い
・40代以降は検査の重要度が高まる
・年代ごとに受けるべき検査内容が変わる
・「まだ大丈夫」と思わず、自分の体を知る機会にしよう
具体的に『この年代から受けるべき』っていうのはなくて、任意のタイミングで受けに行けるもの。
でも逆に『いつ受けに行ってもいい』っていうのが、人間ドックに行くタイミングをよくわからなくさせてしまう原因なんだよね。
病気の早期発見や生活習慣の見直しのきっかけにもなる人間ドック。
自分の健康を守るために、うまく活用していこうね。

予防ってすごく大切だね。

そうだね。
生活習慣病の患者さんも今は数千万人って言われているしね。

そんなにいるんだ。

うん。
生活習慣病って本当に怖いからお姉さんも気をつけてね。
生活習慣病ってどんな病気のことを言っているか知ってる?
そんな生活習慣病について、まとめておいたよ。




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