こんにちは。
今日はいろいろな検査の中の1つ
肺機能検査について話をしていくね。
肺機能検査は呼吸機能検査とも言われているよ。
検査は名前の通り呼吸がちゃんと出来ているかを
検査することで肺の機能を見ることができるんだ。
じゃあ肺機能検査について詳しく見ていこう。
肺機能検査とは?
肺機能検査で調べているものは
肺にどのくらいの空気が入るかや、
空気を出し入れする換気機能のレベルを調べているんだ。
一般的に行なわれているのはスパイロメーターっていう
計測器を用いる検査だけなんだけど。
実はそれだけではなくてもっといろいろな検査を行う場所もあるんだ。
今日は一般的なスパイロメーターで
検査できるものについて話をしていくからね。
じゃあいったいどんなものが検査できるかというと・・・
検査している項目
スパイロメーターでできる検査は
結構簡易的な検査なんだけど、
思っているよりもたくさんの項目を検査できるよ。
項目についてはこんなものがあるよ。
- 肺活量(VC)
- %肺活量(%VC)
- 努力性肺活量(FVC)
- 1秒量(FEV)
- 1秒率(FEV1.0%)
これを見るものになるよ。
検査項目についての細かい内容については
ここで話すと長くなっちゃうから
違うところで話すね^^
検査のやり方
簡単に検査のやり方についてまとめていくね。
まずスパイロメーターっていうのがどういうものかっていうと・・・
こんなやつね。
この機械を使って検査をやっていくんだ。
手順としてはこんな感じだよ。
〜1秒率と努力性肺活量の検査〜
検査をしてもらおうかね
漏れないようにクリップで鼻を止めますね。
そうしたらこの筒をくわえて
普通に数回息を吸ったり吐いたりしてください。
・・・・一気にはきます!!
てな感じでやるよ^^
これは努力性肺活量と1秒率っていうものを見ることができるんだ。
この前にゆっくり大きく吸ってはく検査もやるよ。
ゆっくりやる方では肺活量を見ることができるんだ。
基本的には努力性肺活量と同じか誤差的にゆっくりやる方が値が大きくなるよ。
検査の目的やわかる病気
こうやって検査をすることでどんな病気がわかるかというと。
一番有名なところだと、
『COPD』っていうものだね。
慢性閉塞性肺疾患っていうものなんだけど、
これの原因はなんだと思う。
これだけではないんだけど、
多分パッと思いついた人も多いんじゃないかな。
そう、タバコだね。
タバコって本当に害しかないから
絶対に吸っちゃダメだね。
それで大きくは%肺活量と1秒率を使うことで
換気障害を3つに分類することができるんだ。
どっちもパーセントで見ているのは
この呼吸機能って体の大きさや年齢、性別によって
基準の値がバラバラだからその人の身長と年齢で
基準の何%なのかで結果を見るんだ。
拘束性換気障害
拘束性換気障害は1秒間ではくことができる量から見る1秒率には問題がないけど、
%肺活量が基準の80%以下の場合をいうんだ。
病気名では
- 肺線維症
- 間質性肺炎
などがあるよ。
閉塞性換気障害
閉塞性換気障害は%肺活量には問題がないけど、
一気にはくことができなくなるから、
1秒率が基準の75%以下になるんだ。
病気名では
- 気管支喘息
- 慢性気管支炎
- 肺気腫
- 慢性閉塞性肺疾患(COPD)
などがあるよ。
この2つが合併している状態が混合生換気障害というよ。
まとめ
検査的には簡易的なものになるんだけど、
そこからわかることって本当に多いんだ。
このスパイロメーターの検査って僕たち検査をする側だけが頑張っても
ちゃんとした結果って出なくて、
患者さん自身も本気で頑張ってもらわないといけないんだ。
しかも本気でやると結構疲れる( ;^˂̵˃̶^)
だけど僕たちも頑張ってやるから
一緒に頑張って「ふーーー!」って息をはいてね。
僕たちがやる検査もあるし他の職員さんがやってくれる検査もあるよ。
どのくらいあるんだろう?
医療ってどんどん進んでいて、
本当にたくさんの検査があるよね。
病院でやっている検査で
日常的に行われてそうなものを
僕がまとめたよ。
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