こんにちは( ^˂̵˃̶^)
ぴぃすけだよ!
足に血栓ができてしまうものとしてエコノミークラス症候群というものを聞いたことがあると思うんだ。
こうやって足に血栓ができた時に怖いことって、胸(肺)にその血栓が飛んでしまうことなんだ。
ここでおそらくこんな疑問が出てくると思うんだよね。
「足なのにどうして肺と関係があるの?」
足にできた血栓で足の血管が詰まってしまうというのならわかるけど、そうではなくて肺の血管が詰まってしまう。
今日はそんな足の血栓と肺の関係について話をしていくよ。
血管について
今日の話をわかるのに一番重要なのが『血管』について知ることなんだ。
ということは全身に血液を運ぶ血管と全身から心臓に血液を戻す血管があるというのは想像つくよね。
血管には動脈と静脈という2種類の血管があるよ。
静脈:全身から心臓に血液を戻す血管
こうなっているよ。
このうち今回の本題になる肺に飛んでしまう血栓を作ってしまうのが、静脈になるからね。
血栓はどうしてできる?
基本的に血液って体の中にあって、それが固まるってことって通常はないよね。
もし常に固まっていたら結構大変なことになりそうだもんね。
だけど何かの原因によって体の中で血液が固まって血栓になってしまうということ。
怪我した時とかに出血が止まるもんね。
だから本来血液が固まるということ自体は不思議なことではないんだ。
だけどそれが体の中で起きてしまうということが問題になってくるということだね。
これがどうして起きてしまうかということだけど、体の中で血栓ができてしまう要因についてはこの3つのうち2つが重なるとできやすいと言われているんだ。
・血管が壊れて修復される
・血液の成分がいつもと変わる
・血流がうっ滞する
血管が壊れてしまうと、そこを修復しようとして血液が固まる働きをするよね。
やっぱりそれは体の中でも外でも一緒だから、血管が壊れてしまうと血液の塊ができてしまって、それが血栓になってしまうことがあるというわけ。
ここが一番分かり難部分だと思うんだ。
このドロドロの原因として色々なものがあるけど、例えば脱水なんかでも血液の成分の濃度が濃くなっていくよね。
これもいつもと成分が変化していると言っていいよね。
一応もともと血液が固まりやすいという人もいるから、そこの部分だけは気をつけてね。
血栓が一番できやすいのが足になるんだけど、これは足は心臓より下にあって、血液がうっ滞しやすいというのが理由になるんだ。
こうやって色々な要因あって血栓ができてしまう。
そうやってできた血栓が肺に飛んでいってしまうというわけなんだ。
できた血栓が飛んでしまう!
じゃあ今日の本題のどうして足にできた血栓が肺に飛んで行ってしまうのかということについて話をしていくよ。
例えば足に血栓ができる時って、動かないで足に血流がうっ滞しているはずだよね。
じゃあそこから急に立ち上がったりして足に力が入って、血液が一気に流れたらどうなると思う?
できた場所から血栓が飛んで行っちゃいそうだよね。
最初に話したように血栓ができやすいのは静脈になるよね。
でっ、足の静脈に血栓ができて、それが血流に乗って飛んで行ってしまう。
血管というのは心臓に近ければ血管の太さは太くて、そこから遠くなればなるほど血管の太さは細くなっていくんだ。
心臓から直接出ている胸にある血管と指先の動脈では、どう考えても胸の血管の方が太いのはすぐわかるよね。
だから、静脈から心臓に戻るまでには血管に血栓が詰まってしまうということは考えにくいよね。
詰まるとしたら血管の太さが血栓よりも細い場合になるよね。
全身から戻ってきた血液っていうのは人間の体にとって重要な酸素を全身に送った後の血液になるんだ。
ということは酸素がほとんどないものだよね。
これを全身に送っても意味ないよね。
静脈から心臓に戻ってきた血液は、酸素をもらうために今度は肺に向かっていくんだ。
さっきも話したように先に行けばいくほど、血管はどんどん細くなるよね。
そうなると…?
こうやって考えると血流にのって、足にできた血栓が肺に詰まってしまうというのがわかるよね。
まとめ
今日はどうして足にできた血栓が肺に飛んでしまうのかについて話をしてきたよ。
・血管には動脈と静脈の2種類がある
・血栓ができやすいのは足の静脈
・血栓ができやすい条件には3つある
・足の静脈できた血栓が肺に飛ぶのは血行動態的に正しいこと
こういうことだったね。
足と肺ってパッと考えると全く関係がない感じがして「どうして肺に飛ぶの?」って不思議に思うよね。
だけどこうやって血液がどこからどこにいくかを考えれば納得できると思うんだ。
という感じで今日はどうして足にできた血栓が肺に飛ぶかという話をしたよ^^
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