
こんにちは!
臨床検査技師のぴぃすけだよ。
今日は梅雨時期とかに気になるいやーなあれ、カビについての話になるよ。
カビって真菌とも呼ばれていて菌の一種なんだ。
でもなんで何もないところにカビってできてきちゃうんだろうね?
そんなカビについて解説していくよ。
カビの発生条件

カビは分類的に菌界(真菌類)に含まれるんだ。

カビって菌なの?!

うん!細菌やウイルスとはちょっと違うけど、一応菌類なんだ。
だから生きていくためには養分とかも必要なんだよ。
何もないところにカビってできないんだ。
だけどカビにとって良い環境が整っちゃうと発生してくるんだよ。
カビの発生する原因としては
この4つがあるよ。
この中でも温度って重要でカビが発生しやすいのは20~30℃くらいなんだ。
その中でも特に25℃前後で活発に発生するよ。
ただ高ければいいってことじゃないんだ。
30℃以上になると勢いがなくなってきて、36℃以上では発生がほとんどなくなるよ。
ちなみにこの温度範囲はダニと一緒なんだよ。
そういえば冷蔵庫なら安心って思っている人も多いよね。
でも低温度でも発生する好冷菌っていうカビは、冷蔵庫の中でも発生するから気をつけてね。

でもなんで何もないところにカビって発生するの?

それにはちゃんと理由があるんだ。
火のないところに煙は立たないっていうよね。
カビは植物だから、そこにカビがいなければ発生することはないよね。
これって実はカビというのは
空気中にどこにでも漂っているんだ。
こわい話をすれば今目の前にもカビは存在しているんだよ。
カビの胞子っていうのが空気中に浮いているんだ。
花粉とかタンポポの種のようなものを想像してくれるといいかも。
ただカビの胞子は小さいから目には見えないんだけどね。
カビがいることは自然なことだよ。
そのカビがあちこちに付着して、発育条件がそろうとカビが発生するんだ。
カビを発生させない方法

そんなことを言ってもカビって嫌だよね。

お風呂のパッキンのところは、一度カビで黒くなるとなかなかとれないのよね。

そうだよね。だからカビが生えてくる前に対処しちゃおう!
さっき話したようにカビは植物だから、発育する条件が揃わなければ発生しないんだ。
だから環境が整わないと、カビは発生しないよね。
具体的にどんなことをすればいいかというと
だけど「よし!やるぞ!」と思ってもこれって意外と難しいよね。
だけど少しでもやると効果があるから頑張ろうね。
まとめ
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カビは真菌の一種で、温度・湿度・酸素・養分がそろうと発生しやすい
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発生しやすい温度は20~30℃、特に25℃前後で活発になる
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カビの胞子は空気中に常に存在し、条件が整うとどこでも発生する
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冷蔵庫でも発生する種類のカビもいるので油断は禁物
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カビ対策には「湿気を減らす」「こまめな掃除」「換気」が大切
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冬場は暖房を控えめにするのも予防につながる
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人間の体には抵抗力があるので、少しのカビなら大きな問題はない
カビって本当に嫌だよね。
しかもそこらへんにたくさんいるんだなって思うとぞっとするね・・・
テレビとかでも「カビの怖さ」みたいなのをやっていて
見るとおそろしくなってしまうけど、ある程度菌を吸うのは問題ないんだ。
人間にはもともとしっかりと抵抗力があるから、少しくらいカビがあっても暮らすのは心配ないよ。
もちろん、ないにこしたことはないけどね!
この話が生活の役にたった嬉しいな。

カビって嫌だよね。

そうなんだよね。
でもどうしても出てきちゃうんだよね。

ちなみにカビ以外にも目に見えない生物っているんだよ。
目に見えない細菌やウイルスを、どうやって検査しているのかをまとめたよ。

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