
こんにちは!
臨床検査技師のぴぃすけだよ。
僕の友達で「痩せの大食い」って言われている子がいるよ。
ものすごく食べているのになぜか全然太らない。
一緒に食べている僕の方が、太ってきちゃったり…
太らない人は本当にうらやましいよね。
実は太りにくい人と太りやすい人の違いには、体質や生活の違いが大きく関わっているんだ。
今回は太りにくい人と太りやすい人の違いについて話していくね。
なぜ太るのか?
僕たちは食事からエネルギーを摂取して生きている。
食事で得たエネルギーを「摂取カロリー」、使ったエネルギーを「消費カロリー」というよ。
運動をしなくても、
- 呼吸
- 体温維持
- 消化
こういった生命活動のために常にエネルギーは使われている。
これを「基礎代謝」と呼ぶんだ。
摂取カロリーが消費カロリーを上回ると、余った分が脂肪として体に蓄えられる。
これがいわゆる「太る」仕組みだね。
人間の体はエネルギーを蓄えるようにできていて、食べ過ぎが続くと自然と脂肪が増える。
これは生命を守るための本能でもあるんだよ。
基礎代謝の違い
同じ量を食べても太らない人がいるよね。

いるいる。

太りやすい人からすると羨ましいよね。
この違いには「基礎代謝量」が大きく関係しているんだ。
基礎代謝とは、安静にしていても生きているだけで消費されるカロリーのことだね。
基礎代謝が高い人は、何もしなくても多くのカロリーを使うから太りにくい。

どうやったら基礎代謝って高くなるの?

筋肉を増やすってことだね。
基礎代謝量は、主に「筋肉量」に左右されるんだ。
筋肉を増やすには、タンパク質をしっかり摂って、筋トレなどの運動を取り入れる必要があるね。
ウォーキングなどの軽い運動でも継続すれば代謝アップにつながるよ。
筋肉はエネルギーを多く必要とする組織だから、筋肉が多い人ほど基礎代謝が高くなるんだ。
あとは年齢や性別、ホルモンバランス、睡眠の質なども基礎代謝に影響するよ。
たとえば睡眠不足や過度なストレスは代謝を下げる原因にもなることがわかっているんだ。
だから、太りにくい体を作るには、
- 筋肉を増やす
- 睡眠の質を上げる
- ストレスを減らす
これが大切ってことだね。
消化吸収能力の違い
あと太りやすさには「消化吸収の能力」も関係しているよ。

消化吸収って同じじゃないの?

これも人によって様々だね。
同じ食事をしても、栄養をどのくらい吸収できるかは人によって違うんだ。
太りにくい人は、必要な栄養を吸収したあとは、余分なエネルギーを吸収せずに排泄しやすい体質をしていることが多いんだ。
最近では腸内環境が体重に大きく影響することも分かってきているんだ。
腸内の「善玉菌」が多い人は、腸の動きが活発で排泄がスムーズ。
逆に「悪玉菌」が多いと、腸の働きが悪くなって便秘になりやすく、太りやすい傾向がある。
腸内環境を改善
善玉菌を増やすためには、ビフィズス菌や乳酸菌が含まれるヨーグルト・納豆・味噌などの発酵食品を食べるのがおすすめだよ。
あとは腸内細菌のエサになる食物繊維も大切だね。
これは野菜や海藻、果物を意識して摂ると良いよ。
腸内環境を整えることは、ただ「痩せる」だけでなく、免疫力アップや肌の調子を良くするなど、健康全般にもいい影響があるんだ。
まとめ
太りにくい人と太りやすい人には、こんな体質の違いがあったんだね。
・太る原因は摂取カロリーが消費カロリーを上回ることによる脂肪の蓄積
・太りにくい人は基礎代謝が高く、筋肉量が多い傾向がある
・基礎代謝は筋肉量・年齢・性別・睡眠やストレスによって左右される
・腸内環境が整っていると、栄養の吸収と排泄のバランスが良く太りにくい
・善玉菌を増やす発酵食品や食物繊維の摂取が効果的
・油や砂糖の多い食品、炭水化物の過剰摂取は太りやすくなる原因
・適度な運動、十分な睡眠、バランスのとれた食生活が太りにくい体質を作る
でも太りやすい原因の一番は、食べ過ぎなんだよね(苦笑
油や砂糖が多く入っているものは、間違いなく太りやすい。
スナック菓子なんかは、ペロリと一袋食べちゃいがちだけど、カロリーがものすごく高いよね。
生活習慣を見直すってことが、やっぱり大切ってことだよね。

生活習慣を整えるって本当に大切だよね。

そうだね。
生活習慣病の患者さんも今は数千万人って言われているしね。

そんなにいるんだ…。

うん。
生活習慣病って本当に怖いからお姉さんも気をつけてね。
生活習慣病って、どんな病気のことを言っているかみんな知ってる?
そんな生活習慣病について、ここでまとめておいたよ。




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