こんにちは( ^˂̵˃̶^)
ぴぃすけだよ!
この記事を読んでくれている人はおそらく静脈瘤について気になっている人だと思うんだ。
その中でも下肢静脈瘤と言って、足の静脈瘤について今日は話をしていくよ。
もしかしたら「自分静脈瘤かも」という人もいるかもしれないね。
そういう人のために今日は静脈瘤って危険性はあるのかという話から、治療(手術)はどういうことをするのかを話していくよ。
瘤って言葉がついているから、すごく心配している人も多いから、そういう人に少しでも安心してもらえれば嬉しいな!
目次
静脈瘤はなぜできる
最初に簡単に静脈瘤っていうものがどうやってできてしまうのかを話していくね。
静脈っていうのは血液を心臓に戻す役割があるよね。
立ち仕事の人に限らずだけど、足は基本的に心臓より下にあることが多いよね。
だから本来なら血液は重力に負けて下に向かって行ってしまう。
だけど静脈の役割としては血液を心臓に戻すということが役割だよね。
静脈を心臓に戻すことを静脈還流というんだけど、この静脈還流には3つの戻す力と1つの支える力が働いているんだ。
・呼吸による肺の吸引
・心臓からの圧力によるもの
・筋肉の収縮によるもの
・静脈の弁の支え
このなかの最後の弁の支えというのが静脈瘤と関わっているものになるんだよ。
さっきも話したように、本来なら足の血液は下に向かって行っちゃうよね。
だけどこの弁の支えがあるから、一定のところで支えてくれているというわけ。
こんな感じだね。
でもここに負荷がかかりすぎて、弁が壊れてしまうことがあるんだ。
こうやって逆流してきた血液をためておくために静脈は太くなっていくんだ。
これが静脈瘤というわけだね。
それでも足りない場合にはくねくね曲がって、距離をかせいでいくこともあるよ。
弁が壊れる
↓
本来心臓に向かうはずの血液が逆流する
↓
下の方に血液が溜まっていってしまう
↓
その血液を溜められるように血管は太くなる
↓
それでも足りない場合はくねくね曲がって長さを長くする
これが静脈瘤のなる理由だね。
危険性はある?
次は静脈瘤の危険性について話をしていくよ。
瘤って名前が付いているから、もしかしたら破裂しそうで心配になる人も多いよね。
だけど基本的に静脈瘤は命に関わるような病気では無いんだ。
ちなみに場所によっては違うから、今回は足の静脈瘤ということで考えてね。
症状も痛みが出てくる時って程度が進んでいる時で、一番多いのは見た目が気になるというもの。
他にはかゆみや足がつる、むくみなど健康な人でも起こるような症状なんだ。
逆にこうやって危険な感じがしないからほっといちゃう人も多いんだけどね。
程度が進んでしまうとできない治療なんかもあるから、もしなにか気になることがある場合にはお医者さんに相談してみてね。
弁は治らないけど治療はある
じゃあどうやって静脈瘤ができるかがわかったところで、次は治療の部分の話をしていくよ。
おそらく今日の話を聞いてきて、こう思った人も多いよね。
確かにそれができればいいかもしれないね。
だけど実は一度壊れてしまった弁は治すことはできないんだ。
じゃあ治療法は無いってこと?
これに対しての答えは
「弁に対する治療は無いけど、静脈瘤は治療することはできる」
こういう回答になるかな。
どうやって治療するの?
静脈瘤の治療は静脈瘤になってしまった血管自体をなくしてしまうという治療になるんだ。
「血管が1本なくなっちゃうけどそれは大丈夫なの?」
ここが心配になるよね。
だけど実は足の血管というのは太くて深い場所にある深部静脈というものと、細くて浅い場所にある表在静脈というものがあるんだ。
このうち表在静脈に静脈瘤ができる。
この2つの静脈の役割の比率的にだいたい深部静脈が80%以上の役割をしていると言われているんだ。
だから静脈瘤である表在静脈がなくなっても、それを深部静脈が補ってくれるというわけ。
安心してもらえたかな。
次は具体的にはどんな治療があるのかという部分に移っていくよ。
だいたい行う治療としては4つかな。
手術としてはレーザー治療とストリッピング治療。
かなり軽度で予防的や意味で行う弾性ストッキングというもの。
ちなみに手術後にも圧迫の意味を込めて履くよ。
あとは気になる部分だけとか、手術で取りきれなかった部分を薬でなくす硬化療法というもの。
・レーザー治療
・ストリッピング
・弾性ストッキング
・硬化療法
このくらいに分けられるかな。
手術のレーザー治療とストリッピング
これは足の血管がボコボコしている人の対して行うものになるかな。
それでむくみや症状が出ていて気になる場合は静脈瘤による症状の可能性が高いから、治療をすることがあるよ。
レーザー治療というのは、血管の中に機械を通してレーザーで焼いて血管をなくしてしまうというもの。
ちなみに場所によっては日帰りでできたりするところもあるんだ。
ストリッピングは血管を直接抜き取ってしまうという手術。
こっちは基本的に入院が必要になるかな。
やっぱり適用するかどうかって部分もあるから、レーザー治療の方がいい場合もあるしストリッピングの方がいい場合もある。
これは検査をしてみて判断しなければいけないからお医者さんに相談してみてね。
弾性ストッキングについて
次は静脈瘤のかなり軽度の場合やだるさがある場合なんかに使うものになるよ。
要するにぎゅっと圧力をかけてくれるストッキングと考えてくれれば大丈夫だよ。
メディキュットとか一般に販売されているのは圧の強さは違うけど、あれもぎゅっと圧のかかるストッキングなんだよ。
「でもどうしてそれが静脈瘤と関係があるの?」
ここが気になる部分だね。
静脈瘤は血流が逆流して下に溜まってしまうことによって起こったよね。
だから外側から圧力をかけてあげて、血液を上に送ってあげる助けをしてあげるってわけなんだ。
でも弁が壊れている人には根本的な解決にはならないんだよね…。
ただ弁を治すという意味では使えないけど、静脈瘤で症状が出る原因っていうのが血液が下に溜まってしまうことが理由だよね。
だからその血液を戻してあげれば効果があるというわけ。
むくみなんかでメディキュットを使うのも同じ理由になるかな。
ちなみにストッキングこういうやつになるね。
一般に売っているものと医療用のものの違いはここで話しているよ。
硬化療法とは?
最後は硬化療法というものになるよ。
これは手術後とかにやっている場合が多いかな。
だいたいはそこを治療すれば綺麗になったりするんだけど、そうじゃないこともあるんだ。
そのおおもとの原因によっていろいろな部分が静脈瘤になっている場合は、手術をしても残ってしまうことがあるというわけ。
だからそれを薬を使ってなくしてしまうのが硬化療法になるよ。
あとはちょっとしたものなら、これだけでも良かったりとかね。
その人によってどの治療がいいかは違うから、お医者さんと相談してみてね。
まとめ
今日は静脈瘤の治療という部分について話をしてきたよ。
・静脈瘤は静脈弁が壊れることが原因で起こる
・治療法には4つある
レーザー治療
ストリッピング手術
弾性ストッキング
硬化療法
・治療法は静脈瘤の程度や場所などによる
静脈瘤にはいろいろな治療があることがわかったね。
ただ全部を選択できるというわけじゃなくて、その静脈瘤の程度やどこにできているかによっても治療の方法が変わってくるんだ。
静脈瘤はあまり症状がなくてほっときがち。
そうやって程度が進んでしまうとできない治療もあるから、もし気になる人はお医者さんに相談してね^^
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