こんにちは( ^˂̵˃̶^)
ぴぃすけだよ!
「ホルター心電図を受けた時に症状がでなかったんだけど結果はちゃんと出るの?」
ホルター心電図(24時間心電図)の検査をやった人から一番多く受ける質問がこれなんだ。
ホルター心電図って、やった人はわかるけど結構大変だよね。
お風呂とかも入れないし、体についている機械はわずらわしいし…。
でも検査のためとやったけど、症状がでなかった…。
こんな時に本当にちゃんと結果が出るか心配になるよね。
そんな人のために今日はホルター心電図で症状がでなかくて心配している人に僕がいつも話している内容をまとめていくね。
ホルター心電図は何を見ている
まず最初にホルター心電図って何を見ているかについて話をしていくね。
確かにそれも検査の一部になるよ。
だけどホルター心電図って実はそれだけじゃないんだよ。
ホルター心電図っていうのは施設によっては24時間心電図とも言われているよ。
これは名前の通り
『24時間ずっと心電図を記録する検査』
だからこの名前になっているね。
記録をつけるのはなぜ?
そういえば検査を受けた人はわかると思うんだけど、検査中の行動って紙に書いたりしたと思うんだ。
結構こまかく書くからめんどくさかったって思った人もいるんじゃないかな。
いつもの生活で行動に記録をつけるなんてことやらないから結構大変だと思うんだ。
ちなみにみんなはどんな項目があったか覚えている?
トイレ、食事、薬を飲んだとき、運動(移動)、睡眠などだったよね。
おそらく日常の生活の大半を記録することになると思うんだ。
これに追加して何か気になる症状があった時にも記録するようになっていたよね。
記録するってことは、やっぱり意味があるんだ。
なんとなく薬を飲んだ時や運動した時は変化がおきやすそうなのはわかるよね。
だけどトイレとか食事まで書く必要あるのかなって思ったひとも多いと思うんだ。
だけど実はこういう日常の生活の時って神経とかの体の機能がたくさん働いているから心電図に変化がおきていたりするんだ。
その時に症状がでやすかったりもするね。
なんでここまでって思っちゃうけど、ちゃんと理由があるわけ!
こんな感じで日常の生活の中での心電図の変化を全て記録するというのがホルター心電図の役目になるよ!
ここまでわかったら本題の症状という部分について入っていくよ。
症状と心電図は一致する?
最初に結論から言っちゃうね。
症状と心電図は必ず一致するというわけではないんだ。
例えば胸の痛みという症状が頻繁に出るという人がいたとするよ。
その人がホルター心電図の検査をした時に胸の痛みがあった。
だけどそこに心電図には何も変化がなかった。
こういうことって結構あったりするんだ。
だけどこうなると胸の痛みってなんだったのか不思議に思うよね
心電図に何もないということは胸の痛みは、心臓ではなくてそれ以外の部分かなという予想が立つよね。
神経という部分かもしれないし、もしかしたら肺かもしれない。
他には骨とかそっちの部分かもしれない。
こうやっていろいろ理由は考えられるんだ。
1つの検査では何かを特定できなくても、他の検査の結果も考えることで原因を調べているんだ。
だけど心臓が原因ってこともあるから難しいよね。
症状があって、変化がない場合にはなんとなく安心できるんだけど、逆に検査の時に症状がないと結果がでないんじゃないかなと思って心配になっちゃうよね…。
ホルター心電図以外にも!
せっかくホルター心電図を受けたのに、いつもある症状がないとちゃんと検査結果がでたか心配になるよね。
だけどここまで話してきたように、症状がある時に心電図に変化がある場合もあるし、その逆に症状があっても心電図上に変化がない場合もあるんだ。
みんなはホルター心電図をつけた時って、なんかすごく心臓を気にしなかった?
おそらくいつもより注意深く心臓の動きを見ていたって人が多いよね。
いつもは心臓の鼓動なんて感じなかったけど、その日は「心臓ちゃんと動いているなー」なんて思った人も多いよね。
こうやっていつも以上に気にしてしまうから、いつもは気にしないような変化でも気にしてしまって症状として考えてしまう人もいるんだ。
仮に症状が心臓が原因でも、この場合は変化がないよね。
こうやって症状と心電図には必ず一致する結果が出るわけじゃないから、他の検査をやったりして判断したりもするんだ。
どんな検査があるの?
例えば症状がいつもは結構ひどいのに、今回は全くでなかった場合にはホルター心電図とはまた違うもので、持ち歩けて心電図を記録する機械を貸し出したりする施設もあるよ。
数週間その機械を貸し出して、症状があった時にその機械で自分で心電図を記録するんだ。
これだとホルターと違って期間が長いから、気になる症状が出る人が多いね。
24時間ではでなくても、数週間あれば症状が出るという人も多いよね。
その他にも特定の行動で症状が出るという人には、その行動をあえて体にかけて検査する方法もあるよ。
例えばどんなものがあるかというと…
運動負荷試験と言って、ランニングマシーンみたいなものの上で歩いたり走ったりして体に負荷をかけて心電図をとるもの。
呼吸で負荷をかけて検査するもの。
めまいとかの場合には急に立ち上がってもらって検査したりするもの。
あとは体に薬を入れて負荷をかけるものもあるね。
ただ体に負荷をかける検査だから、基本的にやっても大丈夫という判断ができてからやるよ。
例えば胸が痛いという人に対して運動負荷試験は禁止とされている時もあるんだ。
胸が痛いって思う時って、どういうことが考えられる。
おそらくパッと思いつくのは心筋梗塞とかだと思うんだ。
厳密には心筋梗塞ではなくて、狭心症というものになる場合が多いかな。
若い人ではなりにくいかもしれないけど、40代の人とかでもなってしまう人もいるね。
仮におそらく狭心症の可能性が高いという人に対して、体に負荷をかけたらどうなると思う?
なんか大変なことになりそうだよね。
だから負荷をかける場合にはやってもいいかという判断もしなければいけないってことだね。
ここの判断には例血液のデータや他の心臓の検査。
その人の年齢や生活習慣などいろいろなことから考えられているんだ。
ちなみに判断までするのは、お医者さんだけど僕たちもしっかりわかっていないといけないから、ちゃんと勉強するんだ。
臨床検査技師っていろいろなことやるんだねって、ちょっとすごいな思ってくれた?(笑
これでも検査技師っていうくらいだから検査については詳しくないといけないんだ^^
まとめ
今日はホルター心電図をやったはいいけど、症状がでなくて不安という人のために話をしたよ。
症状と心電図の関係はわかってくれたかな?
症状がある人の場合には症状が出るのが一番判断しやすいけど、症状がなくても心電図上に変化がでている可能性もある。
逆に症状があっても心電図にでない場合もある。
検査の1つとして他の検査と比較して考えるから意味があるってことだったね。
大きく今日の話をまとめておくね!
・ホルター心電図は症状だけではなく日常の行動での心電図の変化もみている
・症状と心電図は必ず一致するわけではない
・心臓の検査には他にもたくさんの検査がある
もし症状がでないという場合には施設によっては心電計を数週間貸し出して、症状がでた時に自分で心電図を撮ってもらう検査。
運動をしたりして体に負荷をかけて、その時の心電図を記録する検査などいろいろな検査があるって話もしたね。
やっぱり検査によっていいところもあれば、ちょっと足りないところもある。
だから1つの検査じゃわからないことでも、他の検査と一緒に考えればわかるということも多いんだ。
検査には1つ1つちゃんと全部に意味があるよ。
しっかり検査を受けて健康に過ごしてね!
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