
こんにちは!
臨床検査技師のぴぃすけだよ。
今回は「手足口病」について分かりやすく解説していくね。
手足口病って聞くと、名前の通り「手と足と口に何か出る病気なのかな?」ってイメージしやすいよね。
実際にその通りで手足口病は、
手や足、口の中に発疹や水ぶくれができるウイルス感染症なんだよ。
特に小さい子どもに多い病気で、保育園や幼稚園などで流行することもあるんだ。
ただし、子どもだけの病気というわけではなく、大人にうつることもあるよ。
この記事では、
- 手足口病の原因
- うつり方
- 症状
- 治療
- 保育園や学校を休む期間の目安
- 家庭でできる予防
こういった内容についてまとめていくね。
手足口病とは?

最初に簡単に手足口病についてまとめておくね。
この手足口病とは、ウイルスによって起こる感染症の1つなんだよ。
最初にも話したように、
- 手のひら
- 足の裏
- 口の中など
こういった場所に発疹や水ぶくれができやすい病気なんだ。
特に乳幼児や小さい子どもに多く、夏ごろに流行しやすいと言われているよ。

これってかかるのは夏だけなの?

夏に多いけど、他の季節でも発症するから注意は必要だよ。
発症したとしても、多くの場合は軽症で自然に治っていくことが多いんだ。
でも、口の中に水ぶくれや口内炎のようなものができると、食べたり飲んだりするときに痛みが出ることがある。
だから、小さい子では「食べられない」「飲めない」ということが問題になることがあるよ。
手足や口の発疹そのものよりも、水分がとれなくなって脱水にならないかが大切なポイントなんだよ。
手足口病の原因
この手足口病の原因は、エンテロウイルス属というウイルスの仲間なんだ。
少し難しい名前だけど、一般の人は「手足口病は細菌ではなく、ウイルスが原因で起こる病気」と覚えておけば大丈夫だよ。

これってウイルスだと、何か問題があるの?

原因がウイルスの場合には、いわゆる抗生物質は効かないんだ。
あと、実は手足口病の原因になるウイルスにはいくつか種類があるんだ。
だから一度かかったことがあっても、別のウイルスによってまた手足口病になることがあるよ。
ウイルス性の病気はかかったら、2回目はかからないと考える人もいるけど、手足口病の場合は「前になったから、もうならない」とは言い切れないんだ。
手足口病はどうやってうつる?

次は手足口病が、どうやってうつるかを解説していくね。
これは人から人へうつる感染症なんだ。
主な感染経路は、
- 飛沫感染
- 接触感染
- 糞口感染
この3つだよ。
飛沫感染というのは、咳やくしゃみ、会話などで出るしぶきによってうつることなんだ。
接触感染は、ウイルスがついた手、おもちゃ、ドアノブ、タオルなどを触って、その手で口や鼻を触ることでうつることだよ。
そして糞口感染は、便の中に出たウイルスが手などを介して口に入ってしまうことで起こる感染なんだ。

便って直接触ったりするイメージないけど、そんなことあるの?

これは赤ちゃんの、おむつ交換のときとかが多いかな。
小さい子どもは、おむつ交換が必要だったり、おもちゃを口に入れたりすることがあるよね。
そのため、家庭や保育園では感染が広がりやすいんだよ。
つまり、発疹が消えたからといって、すぐにウイルスが完全になくなるわけではないんだよ。
だからこそ、手足口病の予防では、症状があるときだけではなく、普段から手洗いをしっかりすることが大切なんだよ。

やっぱり家庭で出来る予防って手洗いくらい?

そうしたら次は家庭で出来る予防についてまとめていくね。
家庭でできる予防

家庭でできる予防の中心は、基本的な感染対策になるよ。
まず一番大切なのは、さっきも話したように手洗いだね。
- 外から帰ったあと
- 食事の前
- トイレのあと
- おむつ交換のあと
こういった時に、しっかり流水と石けんで手を洗うことが大切なんだ。

アルコール消毒は必要?

場合によっては役立つけど、まずはしっかり洗うことが大切だね。
次に、タオルの共有を避けることも大切なんだ。
家族の中で感染者がいるときは、手拭きタオルを分けるようにすると安心だよ。
あと、おむつ交換をしたあとは、便の処理をきちんとして、必ず手を洗うようにしてね。
手足口病のウイルスは便に出ることがあるから、おむつ交換後の手洗いは特に重要なんだよ。
だから
- 子どもがよく触るおもちゃ
- テーブル
- ドアノブ
こういった場所を清潔に保つことも予防につながるよ。
ただし、完全に感染を防ぐのは難しい病気でもあるんだ。
だから、予防では「絶対にうつらないようにする」というよりも、
「手洗いや環境の清潔で、できるだけ広がりにくくする」
こう考えるといいよ。
手足口病の症状

次は症状についてまとめていくね。
手足口病の代表的な症状は、口の中の痛み、手足の発疹や水ぶくれ、発熱だよ。
まず口の中に水ぶくれや口内炎のようなものができることがあるんだ。
これが痛いと、食べ物や飲み物を嫌がることがあるよ。
小さい子どもでは、「口が痛い」とうまく言えないこともあるよね。
その場合は、
- 食事を嫌がる
- 飲み物を飲みたがらない
- よだれが増える
- 機嫌が悪い
こういった様子が見られることがあるから、しっかり見てあげてね。
それで手のひらや足の裏、足の甲、ひざ、おしりなどに発疹や水ぶくれが出ることがあるね。
発疹は痛みやかゆみが強くないことも多いけど、場所や状態によっては気になることもあるよ。

これは手足口病の名前の通りの症状だね。

そうだね。名前の通り手、足、口をしっかり見てあげることが大切だよ。
あと熱が出ることがあるんだ。
ただ必ず高熱が出るわけではなく、熱があまり出ない場合もあるから注意だよ。
手足口病は、多くの場合は軽症で数日から1週間程度で自然に回復していくことが多いけど、まれに髄膜炎や脳炎などの合併症が起こることもあるんだ。
だから、「いつもと様子が違う」と感じたときは、必ず受診をしてね。
手足口病の治療

次は治療についてだね。

これは何か特別な薬があるの?

実は手足口病には、原因ウイルスを直接やっつける特効薬は今のところないんだ。
だから、治療は症状を和らげながら自然に治るのを待つ対症療法が中心になるよ。
熱がつらいときや痛みが強いときは、医師の判断で解熱鎮痛薬を使うことがあるよ。
ただし、自己判断で薬を使うより、特に小さい子どもの場合は医師や薬剤師に相談した方が安心だよ。
家庭で出来ること
家で特に大切なのは、水分補給になるよ。
だけど口の中が痛いと、飲み物を飲みたがらなくなることがあるんだ。
でも、水分がとれない状態が続くと脱水になることがあるから、少しずつでも水分をとれるように工夫してあげることが大切だよ。
酸っぱいもの、熱いもの、味が濃いもの、硬いものは、口の中の痛みを強く感じやすいんだ。
だからそういったものではなく、
- 冷ましたおかゆ
- うどん
- ゼリー
- プリン
- ヨーグルト
- 冷たい飲み物
こういった食べやすいもので水分が多いものを、少しずつ食べてみてね。
しっかり水分がとれていて、元気があるなら、焦りすぎなくても大丈夫なことが多いよ。
でも、水分がとれない、尿が少ない、ぐったりしている場合は受診してね。
保育園・学校はいつから行ける?

最後は休む期間についてまとめていくよ。
手足口病で保育園や学校をいつから再開できるのかは、お母さん・お父さんは特に気になるところだよね。
ただ手足口病は、インフルエンザのように「発症後何日間は休む」とはっきり決まっているタイプの感染症ではないんだ。
登園や登校の目安としては、発熱がなく、口の中の痛みが落ち着いて、普段の食事がとれることが大切だよ。
厚生労働省の感染症のガイドラインでは、
発熱や口腔内の水疱・潰瘍の影響がなく、普段の食事がとれること
ここが目安になっているよ。
手足の発疹が少し残っているだけで、元気があり、熱がなく、食事もとれていれば、発疹が完全に消えるまで完全に休む必要はないことが多いんだ。
ただ途中でも話したように手足口病のウイルスは、症状が治ったあとも便からしばらく出ることがあるから、保育園や学校に確認してね。
まとめ
今回は手足口病について話をしてきたよ。
・手足口病はエンテロウイルス属が原因となっている
・症状は名前の通り手、足、口に発疹や水ぶくれができる
・発症が多いのは夏だが、それ以外の季節でも起こることがある
・完全は飛沫、接触、糞口感染の3つ
・そのためしっかりと手洗いをすることが大切になる
・治療は特効薬はないため対症療法が中心となる
・家庭ではしっかり水分を摂ることを意識することが重要
・休みの期間は決まっていないため、発熱がなく普段の生活が出来るのが目安
こういった内容だったね。
手足口病は多くは軽症で自然に治るけど、口の中の痛みで水分がとれなくなることがあるから、脱水には注意が必要だよ。
予防では、手洗い、タオルの共有を避ける、おむつ交換後の手洗い、身の回りの清潔が大切だよ。
手足口病は身近な病気の1つだから、正しく知って、家庭でも落ち着いて対応してね。


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