
こんにちは!
臨床検査技師のぴぃすけだよ。
今日はエコー検査について話をしていくよ。
エコー検査は超音波検査とも呼ばれているよ。
このエコー検査が
- どうやって体の中を見ることが出来るのか
- 同じエコー検査で見る部位で違うものがある理由
こういったことを話していくね。
エコー検査ってどんな検査
エコー検査はさっきも言ったように超音波検査とも言って、超音波をつかって体の中の状態を見る検査になるよ。

お姉さんはやったことある?

あるよ。なんか機械を体に当ててやる検査だよね?
そうだね。
このエコー検査は、プローブっていうものを直接体に当ててやる検査だね。
このプローブから超音波が出て体の中の状態をモニターに写しているよ。

なんで超音波で体の中の状態がわかるの?
これはイルカがちゃんと泳げるのと一緒だね。
人間の体内も水分が多いよね。
その水分は超音波は通過する。
逆に内臓は超音波が跳ね返ってくるから、それで状態を見ることが出来るわけだね。
ちなみに超音波は体にあたっても何も害がないのがメリットだよ。
だからよく赤ちゃんを見たりもするよね。
エコー検査はどんな種類があるの
エコー検査って言ってもたくさんの種類があるんだ。
どんな検査があるかというと
- お腹の臓器などを見る腹部エコー検査
- 心臓を見る心臓エコー検査
- 首の血管を見る頚動脈エコー検査
- お腹の赤ちゃんを見る胎児エコー検査
- 腕や足の血管を見る末梢血管エコー検査
この他にもあって、体のほとんどの場所を見ることが可能なんだ。
ただ全ての病院で全てのエコー検査が全部できるわけじゃないんだ。
というのも最初に話したプローブっていうものが、施設によって置いてある種類が違ったりするんだ。
- 心臓を見るためには専用のプローブ
- お腹を見るためにもそれ専用のプローブ
- 首の血管を見るためにも専用のプローブ
検査する場所によって使用するプローブが変わってくるんだ。

それって何が違うの?

超音波の強さと言えばいいのかな?それが違うよ。
例えば首の血管って外から近い位置にあるよね。
逆にお腹の臓器はちょっと深くにあるよね。
プローブによって見ることが出来る深さが違うのが理由だよ。
機械だけではなくこんな理由も
でもそれだけではなくて『検査をできる人』というのも理由になってくるよ。
エコーの画像って見たことあるかな?

こんな感じで、おそらく何が写っているかが分からないよね。
エコーの検査を受けると簡単にみんな検査していると思うよね。
でも実はかなりの経験を積まないとああいうふうに検査をできないんだ。
同じエコーの画像を見ても何も知らない人には何もわからない。
でも逆に熟練している人はたくさんの情報を得ることができるんだ。
でもしっかり検査が出来るようになるために僕たちは、日々勉強しているから安心してね。
まとめ
今日はエコー検査について話をしたよ。
・エコー検査は超音波検査とも呼ばれている
・プローブから超音波を出して、体の中の状態をチェックできる
・プローブによって検査が出来る場所が違う
・その人の経験によって得られる情報が変わってくる
エコー検査は体に直接の害がないから、とてもいい検査なんだ。
でも見落としをしないようにするために時間をかけてしっかり見ていく必要があるんだ。
だから予約が少し取りにくかったり、終わるまで時間がかかってしまったりするよ。
『しっかり見るために必要なこと』って思ってくれると嬉しいな。
じゃあ今日はエコー検査の話でした。
●関連記事




コメント