
最近運動不足かなぁ…。
お腹がプニプニしてきちゃった。
体についてる「脂肪」って気になるよね。
脂肪には「皮下脂肪」と「内臓脂肪」の2種類があるんだ。
それぞれ体のどこにつくのか、どんな影響があるのかを紹介していくね。
皮下脂肪とは?
まずは皮下脂肪から話していくね。
皮下脂肪は、その名の通り「皮膚のすぐ下」につく脂肪のことだよ。
お腹やおしり、太ももなど下半身につきやすく、手でつまめる「ぷにぷに」とした脂肪だよ。
長い時間をかけて少しずつたまるタイプだね。
つきすぎると体型が「洋ナシ型」になりやすく、腰やひざへの負担で腰痛や膝痛を引き起こすこともあるよ。
でも、最近の研究では皮下脂肪が一定量あることで、体温を保ったり、臓器を守ったりと健康を支える役割もあるって言われているんだ。

ありすぎはダメだけど、ないのもダメってことだね。

そうだね。でもやっぱりあると気になっちゃうのが皮下脂肪だね。
内臓脂肪とは?
次は内臓脂肪だね。
内臓脂肪はお腹の奥、臓器のまわりにつく脂肪のこと。
お腹がぽっこり出て見える「リンゴ型肥満」になりやすいのが特徴だよ。
こっちは皮下脂肪と違って手でつまむことはできないんだ。
内臓脂肪は食べすぎや運動不足、ストレスなどの生活習慣が原因で増えやすいよ。
実は内臓脂肪は簡単につくけど、気をつければ落としやすい脂肪でもあるよ。

体の中だから落としにくいのかと思ってた。

実は最初に落ちるのが内臓脂肪なんだよね。
もちろんこれも増えすぎると要注意だよ。
内臓脂肪が多いと
- 高血圧
- 脂質異常症
- 糖尿病
などの生活習慣病を起こしやすく、動脈硬化のリスクも高くなるんだ。
特に、内臓脂肪が多い人は少ない人に比べて、心筋梗塞や脳梗塞で亡くなる確率が10倍近く高いとも言われているよ。
脂肪がつきやすい人の特徴
この脂肪には、つきやすさもあるよ。
ホルモンの影響で、男性は内臓脂肪型、女性は皮下脂肪型になりやすいんだ。

確かに男の人と女の人って脂肪の付き方が違うね。

そうだね。ホルモンの影響でそうなっているってことだね。
男性は加齢によって男性ホルモン(テストステロン)が減ると、筋肉量や代謝が落ちて内臓脂肪がつきやすくなる。
女性は妊娠や出産に備えて、子宮を守るために皮下脂肪が増えやすいんだよ。
脂肪を減らす方法
最後は、この脂肪を減らす方法だね。
これはやっぱりどちらの脂肪も、有酸素運動が基本だよ!
この時には、まず内臓脂肪が落ちて、継続することで皮下脂肪もゆっくり減っていくんだ。
おすすめは筋トレと有酸素運動の組み合わせ。
例えばスクワットで筋肉を動かしてからウォーキングをすると、脂肪燃焼効果がアップするんだ。
もちろん食生活の見直しも大切で、炭水化物(特に白米やパン)を控えめにして、野菜やたんぱく質を意識して取ろう。
アルコールの飲みすぎも内臓脂肪を増やす原因になるから注意してね。

ダイエットに裏技はないってことか…

脂肪がつくのも積み重ねだし、落とすのも積み重ねってことだね。
まとめ
今回は皮下脂肪と内臓脂肪という、2つの脂肪について解説したよ。
・皮下脂肪は皮膚のすぐ下につく脂肪で、長期間かけてたまる
・内臓脂肪は臓器のまわりにつく脂肪で、生活習慣病の原因になる
・男性は内臓脂肪、女性は皮下脂肪がつきやすい
・どちらも有酸素運動と食事改善で減らすことができる
確かに必要なものだけど、たまり過ぎはうれしくないものだね。
脂肪ってつきやすいけど、正しく知ればちゃんとコントロールできるよ。
少しずつでも生活習慣を整えて、健康的な体を目指そうね。

生活習慣を整えるって重要だね。

そうだね。
生活習慣病の患者さんも今は数千万人って言われているしね。

そんなにいるんだ。

うん。
生活習慣病って本当に怖いからお姉さんも気をつけてね。
生活習慣病ってどんな病気のことを言っているかみんな知ってる?
そんなん生活習慣病について、ここでまとめておいたよ。




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