こんにちは( ^˂̵˃̶^)
ぴぃすけだよ!
この前検査で静脈瘤とわかった人がこんな質問をしてきたんだ。
「これは血栓とは関係があるのかい?」
血栓が肺に飛んでしまって、危険なことになったという話を聞いたことがあると思うんだ。
それと静脈瘤が関係あるのか不思議に思ったんだって。
これなんだけど、実は静脈瘤とこの肺に飛んでしまう血栓には関係はないんだ。
というのも静脈瘤っていうのと、この血栓ができる血管が違うんだよね。
そんな部分も含めて今日は静脈瘤と血栓の関係について話をしていくね!
足の静脈には2種類ある
最初に今日の話をわかるために重要なことについて話をしていくね。
血管には動脈と静脈があることは知っていると思うんだ。
でっ、足にもしっかり静脈があるのはわかるよね。
例えば太もものことを大腿部とかいうから、そこにある静脈を大腿静脈とかいうのはなんとなくわかるよね。
だけどそうじゃなくて、足の静脈には皮膚から浅いところにある静脈と深いところにある静脈の2種類があるんだよ。
浅い部分にある方は表在静脈、深い部分にある方は深部静脈っていうんだ。
浅い:表在静脈
深い:深部静脈
ここまでわかったところで、今日の本題に入っていくよ!
静脈瘤の原因
今回の話としては静脈瘤が血栓と関係しているかということだったね。
そうだね。
静脈瘤は表在静脈が原因で起こっているんだ。
ちなみに静脈瘤は静脈の弁ってものが壊れることで起きているんだよ。
簡単にまとめるとこんな感じになるよ。
弁が壊れる
↓
本来心臓に向かうはずの血液が逆流する
↓
下の方に血液が溜まっていってしまう
↓
その血液を溜められるように血管は太くなる
↓
それでも足りない場合はくねくね曲がって長さを長くする
詳しくはここでも話しているから確認してみてね!
この静脈瘤は血液がたまることによって起こっているよね。
だからきっとそこで血液が固まってしまうんじゃないかなと思って、みんな血栓を心配しているのかなと思うんだ。
でも実は心配している血栓は別物だからあまり心配はいらないよ。
肺に飛ぶ血栓の原因
よく聞くのは肺に飛んで危険な状態になるということだよね。
これは肺塞栓症(肺血栓症)とか言うよ。
ちなみにエコノミークラス症候群って言う名前でもよく言われているけど同じものになるんだ。
●なぜエコノミークラス症候群と言われるの?
飛行機のエコノミーの席って狭くて足を動かすことがほとんどできないよね。
血栓が出来やすい原因というのが、血管が壊れて修復される、血液の成分がいつもと変わる、血流がうっ滞する。
この3つのうち2つ以上が重なってくると血栓が出来やすいと言われているんだ。
こういう時っておそらく水分をあまりとらない人が多いと思うんだ。
水分を取らないと体の中は一時的に脱水の状態になるから、血液の成分がそれによって変わってきてしまうことがあるんだ。
く気にしてしまうと飛行機が怖くなってしまうけど、ちゃんと理由があるということがわかってもらいたくて話をしたよ。
血液がしっかり流れずに停滞してしまうこと
ちょっと話を戻すね。
こうやって血栓ができるのは表在静脈ではなく深部静脈の方になるんだ。
静脈瘤はどっちだったかというと、表在静脈だったよね。
だから静脈瘤が原因になって、肺塞栓症になるということはほとんどないと言ってもいいかな。
まれに静脈瘤に血栓がある人がいるけど、そういう人は肺に飛ぶというよりもその場で血流がうっ滞してしまって炎症が起きている方が多いかな。
ただ医療関係って絶対ということはないから予防しておくのが一番いいね!
血栓が出来ないために
最後に血栓が出来にくくするためにどうすればいいかという話をしていくよ。
飛行機の中なら、水分をしっかりとって、足を適度に動かすということがいいね。
ただ狭くて動かせない場合には圧の強めのストッキングとか靴下を履いておくと、足に常に圧力をかけていてくれるから、そういうのもいいよね。
ちなみにこういうものだね。
この血流のうっ滞というのは、むくみなんかの原因にもなるんだ。
「1日立ち仕事で足がむくむ」
こういう人の原因の1つとして血液の循環がうまくいっていないこともあるんだ。
だからそういう人が履いたら、楽になることもあるんだよね。
まとめ
静脈瘤による血栓の心配は解消することができたかな?
今日の話をまとめていくね!
・足の静脈には表在静脈と深部静脈がある
・静脈瘤は表在静脈にできる
・肺塞栓症は深部静脈の血栓によるものが多い
・静脈瘤と肺塞栓症はほとんど関係がない
・圧の強めのストッキングなどを履くといいかも
こんな感じだったね。
静脈瘤と血栓はそこまで関係がない。
今回の話でそれがわかってくれれば嬉しいな。
ただ絶対ということはないからなぜなるのかをしっかり考えて、自分でも予防していく。
それがやっぱり一番いいのかなって僕は思うよ^^
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