こんにちは( ^˂̵˃̶^)
ぴぃすけだよ!
今日話す内容は、多くの人が聞いたことある病気についてになるよ。
それがこれ。
『糖尿病』
意外と多い勘違いなんだけど、漢字をそのまま見てしまうと糖尿病って尿中に糖が出る病気のように思うよね。
これって間違いというわけじゃないけど、実際の糖尿病ってそういうことを言うわけじゃないんだ。
しかも糖尿病には2つの種類があるんだけど、そんな話もしていくよ。
今日はちょっと怖い話もするよ。
それで糖尿病のことを知って、1人1人が予防していってくれたら嬉しいな。
目次
糖尿病ってどんな病気?
まず最初に糖尿病っていったいどんなものなのかという部分から話をしていくね。
糖尿病っていうのは…
『インスリンと糖のバランスがとれずに、血糖値が上昇してしまうこと』
ちょっと言い方が悪かったね。
確かに糖尿病の時には尿中に糖が出ることもあるんだ。
だけど糖尿病の人が全員尿中に糖が出ているわけじゃないってこと。
糖尿病の診断にはこんな基準があるんだ。
よくわからない単語がたくさんだよね。
単語については後から1つずつ話をしていくとして、この中に特に尿中に糖が出現するってことは書かれていないのはわかる?
確かに血糖値がある一定以上の数値になると、尿中に糖が出現するんだ。
だけど数値よりも低い値(尿中に出ない値)でも糖尿病の診断はついてしまうことがあるんだ。
2つの糖尿病の型
この部分にはインスリンっていうものが大きく関わってくるんだ。
インスリンって言葉は聞いたことがある人も多いと思うんだ。
インスリンっていうのは体の中に入ってきた糖をエネルギーに変えてくれる働きがあるんだよ。
それで実は糖尿病っていうのはこのインスリンがどんな状態なのかという部分が、2つの種類に分ける重要な部分になるんだ。
糖尿病っていうのは1型と2型というものに分けられるんだけど…
1型糖尿病っていうのは・・・
インスリン依存性糖尿病とも言ってなにかしらの原因でインスリンが作られないことによって引き起こされる糖尿病のことだよ。
これはよく聞く生活習慣病とは関係なくて、遺伝的にインスリンに問題がある場合のことをいうかな。
2型糖尿病っていうのは・・・
インスリン非依存型糖尿病とも言われるよ。
インスリンというのにもやっぱり限界があるんだ。
だからインスリンの分解の限界よりも糖を摂取してしまったりすると、血糖値が高くなってしまうということだね。
見比べてみるとわかると思うんだけど2型方は、生まれつきとかじゃないのがわかるよね。
だから生活習慣病の1つとして言われているものは、こっちの2型糖尿病ということだね。
正解^^
ちなみにこれってどのくらいの割合が2型なのか想像つくかな?
実は糖尿病の約90%が2型糖尿病と言われているんだ。
だから言ってしまえば多くの人の糖尿病は生活習慣をしっかり整えることが重要ってことが言えるよね。
糖尿病の検査と診断基準
ざっと糖尿病について話してきたけど、さっき診断基準の部分でわからない単語がたくさん出てきたと思うんだ。
なんか呪文みたいで難しかったよね。
でも1つ1つを見ていけば、そこまで難しいものではないからしっかり覚えていこうね。
まずは一番わかりやすい血糖値という部分から説明をしていくね。
血糖値について
健康診断なんかでよく見るよね。
血糖値はよくみるし、そのままの意味だからわかりやすいね。
血液中にどれだけ糖が含まれているかというものだね。
それで見てもらえればわかると思うんだけど、早朝空腹時血糖値と随時血糖値っていって、血糖値にも2つあることがわかるよね。
おそらくどんなものかというのはすぐわかると思うんだけど、なんで2つに分けるのかが謎だよね。
どうしてこうやって検査するのかという部分について話をしていくね。
とは言っても、そんなに難しいものじゃないんだけど早朝空腹時っていうのは一番安定した数値がでるから計測しているものになるんだ。
糖尿病にはインスリンが関係していることは最初に話したよね。
そのインスリンがしっかり働いているのかどうか、その人の血糖値が一番安定した状態でどのくらいなのかという部分をみることができるんだ。
血糖値ってやっぱりご飯を食べたりすると上がったり下がったりしてしまうんだ。
寝ながらご飯食べる人はいないもんね。
早朝空腹時の血糖値を検査することで、その人の一番安定した血糖値を知ることができるということだね。
「でもいつもの血糖値を見るなら、もう1つの随時血糖値というのはいらないんじゃないの?」
こんな疑問が出てきた人は鋭いね!
確かに、ちょっと難しい部分だよね。
仮にもし全員が早朝空腹時の血糖値を検査することができたら必要ないかもね。
だけどそれって物理的にちょっと厳しいよね。
だからいつでも検査できる随時血糖値というものも診断基準の1つになっているということなんだ。
こっちの場合は特に『いつ採血しなければいけない』というものはないんだけど、だいたい前回の食事からどのくらいの時間が経っているかというのが必要なんだ。
これがどうしたかというと…。
食事をすると血糖値が上がるよね。
その血糖値は時間をかけてインスリンの作用で下がっていくはずだよね。
その時にだいたいインスリンがしっかり働いている人は食後2時間くらいで元の血糖値くらいまで戻るんだ。
こんな感じだね。
だけど糖尿病の人はもともとも血糖値が高くてインスリンの作用が追いつかないから、時間をかけてもなかなか血糖値が下がらないよね。
そういう部分を見ることができるのが、この随時血糖値というわけだね。
それでこのことがわかると一番わかりにくい『75gOGTT検査』というものがわかるんだ。
75gOGTT検査
この検査はどういう検査か知ってる?
おそらく知らない人が大半だよね。
僕も勉強するまでは、こんな検査があることすら知らなかったからね。
この検査は簡単にいうと、検査のために無理やり血糖値を上げてインスリンがどのくらい作用しているのかを確認する検査になるんだ。
そうだよね。
ちゃんというと糖を摂取したときだよね。
だからこのOGTTという検査は、甘い飲み物を飲んで採血して血糖値を検査していくものになるんだ。
詳しいOGTT検査のやり方なんかについては、こっちで話しているよ。
HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)
そうしたら糖尿病で一番重要な項目のHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)について話をしていくよ。
これはどのくらい知ってるかな?
糖尿病の診断で必要ってことくらいは知っている人も多いと思うんだ。
だけどこんな横並びの英語じゃわからないよね。
このHbA1cっていうのは、血糖値を表しているものになるよ。
同じものだったら測定する必要ないもんね。
『HbA1c』っていうのは、今現在の体の中の血糖の状態ではなくて、だいたい1か月前の体の中の糖の状態を表している値になるんだ。
難しい話をすると、赤血球の寿命が関わってくるとかあるんだけど、一番重要なことだけ教えておくね。
「今日だけ食事抜いて頑張っても無駄だよ(笑」
食事を抜いたりすると確かに血糖値が下がるというのは、ここまでの話でわかったよね。
だけどこの値は1ヶ月前の血糖の状態だから意味がないってこと。
だからこそ糖尿病の診断でも重要なんだけどね。
常にどういう値かという部分も重要だから、これだけということじゃなくて色々な検査の項目から糖尿病という診断をつけていくというわけだね。
ああやってたくさん項目があったのも納得だよね。
糖尿病の症状
ここまでで糖尿病の診断についての話はわかったと思うんだ。
そうしたら次はなってしまった場合の話をしていくよ。
ちょっとここからは怖い話なんかもあるから心して聞いてね。
まずは糖尿病の症状から話をしていくよ。
糖尿病の症状として言われているのは、この3つかな。
・口渇
・多飲
・多尿
喉が乾いて、たくさん水を飲んでしまう。
だからたくさんトイレに行きたくなる。
こういうことだよね。
じゃあ1つ考えて欲しんだけど、すごーく濃い飲み物があったらどうやったら飲める?
でっ、1つ質問なんだけど血液ってほぼ液体ってことはわかるよね。
じゃあもしその中にたくさんの糖が溶けてしまったら、どうすればいいと思う?
そういうことだよね。
↓
血液の糖を薄めるために脳が水を飲むように命令する
↓
脳からの命令によって口が渇き、大量の水分を摂る
↓
結果として多尿となる
こうなっているということだね。
あとはおそらくびっくりすると思うんだけど、糖尿病の人って太っていると思う?
それとも痩せていると思う?
生活習慣病の1種だから太っている人の方が多いんじゃないのかって思うよね。
確かに肥満の人が糖尿病になることが多いんだけど、逆に糖尿病になってしまうと痩せていくことがあるんだ。
というのもインスリンが働かないということは、糖をうまく使えないということだよね。
必要じゃなければ摂取する必要ってないもんね。
だけどその糖をうまくエネルギーに変換することができなかったらどうなる?
エネルギーが足りなくなるよね。
だけど生きていくにはエネルギーが必要。
ということはどこかからエネルギーを補わなければいけない。
その先が体の中に蓄えている脂肪ということだね。
だから糖尿病が悪化してしまうと、痩せていってしまうということなんだ。
糖尿病になってしまうと…
そうしたら最後に糖尿病になってしまった後の合併症などについて話をしていくよ。
糖尿病ってそれ自体が原因で何かが起きるということよりも、他の病気を引き起こす確率を高くしてしまうということが大切になるんだ。
合併症は色々なものがあるんだけど、その中でも特に糖尿病によって引き起こされる合併症がこの3つになるよ。
・腎臓の糖尿病性腎症
・神経の糖尿病性神経障害
目の網膜に障害がでてしまうと、目が見えなくなってしまうこともある。
腎臓が悪くなってしまうと、最悪透析になってしまうこともある。
こうやって本当に怖いことに繋がっていってしまうんだ。
この他にも血液に糖がたくさん入っているということは、ドロドロになってしまうよね。
それが原因で動脈硬化を引き起こしてしまうこともある。
動脈硬化が心臓に起これば心筋梗塞だし、脳に起きれば脳梗塞、こうやって様々な病気のリスクが高まってしまうんだ。
・・・怖い。
そして実は糖尿病はもっと怖いことがこれ…
『それがわからない』
確かに初期の頃はまだ痛みを伴うから自分でもわかるんだけど、糖尿病の合併症の中に『糖尿病性神経障害』というものがあったよね。
この糖尿病性神経障害っていうのは、麻酔を打った時のことを想像してもらえるといいかな。
あの時って痛みを全く感じないよね。
あれは神経を麻痺させて痛みを感じなくさせているんだよね。
だから麻酔が切れれば痛みを感じるよね。
それと同じで神経が障害されると感覚がなくなって痛みを感じることもできなくなるんだ。
よく糖尿病のことを『サイレントキラー』なんて言うこともあるんだ。
これは痛みを感じることができないから、いつの間にか症状がかなり悪くなってしまっているからこう言うんだ。
じゃあ最後に一番怖い話を…。
糖尿病のAさんという人がいました。
このAさんは糖尿病ということを知ってはいたけど特に何もせずに今までと同じように生活をしていました。
Aさんはある日自分の足を見てみると、足がなんだか他の人と違うことに気づきました。
最初こそ痛みがあったもののそのうち痛みがなくなり「痛みもないしすぐに治るだろう」と思い病院に行かずそのままほっておいていました。
しかしいつまでたっても良くならず、むしろ悪化をしていきました。
そして歩くことすら困難になってしまい病院に行ってみると・・・
足の血管は詰まってしまい、血液をほとんど送ることができず足を治すことは不可能という診断を受けてしまいました。
そしてAさんの足は治療することができずに…。
ここまで極端な話は滅多にないけど、糖尿病になってしまうと痛みを感じずひどくなってから気づくことも多いんだ。
上の例だと足で、最悪自分の足がなくなってしまうことだってあるんだ。
痛みっていうのはみんな嫌いだけど体が「危険だよ」って教えてくれているサインだからとても大切なものになるよ。
まとめ
今日は糖尿病の話をしたよ。
・糖尿病には2つの型がある
・1型はインスリン依存性糖尿病
・2型はインスリン非依存性糖尿病
・2型が90%以上
・診断基準には早朝空腹時血糖値、随時血糖値、OGTT、HbA1cというものがある
・症状は口渇、多飲、多尿
・様々な病気合併してしまう
糖尿病ってなってしまうと本当に怖い病気ということが分かったと思うんだ。
血液検査の結果を見て「ちょっとHbA1cの値が・・・」とか気付いたらちゃんと検査をしてみてね。
生活習慣が重要な2型の場合なら、早期に発見をすることで薬でも治療ではなく生活習慣を変えるだけで値を基準値にすることもできるんだ。
糖尿病はまずならないために生活習慣を良くすることが大切。
『健康になるためには健康的な生活を』だね( ^˂̵˃̶^)
危険因子って言われるくらいだしね。
糖尿病って本当にいろいろな合併症を
引き起こしてしまう怖い病気なんだ。
そんな糖尿病にならないために
しっかり管理する必要があるね。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。