寝返りが少ないと危険!?血流・体のゆがみ・睡眠の質との関係

気になる小話
ぴぃすけ
ぴぃすけ

こんにちは!
臨床検査技師のぴぃすけだよ。

眠っているときに自然にやってる「寝返り」ってあるよね。

あれってただゴロゴロしてるだけだと思ってない?

お姉さん
お姉さん

私は寝相いいからあんまり動かない。

ぴぃすけ
ぴぃすけ

実はそれっていいって言わないかも。

お姉さん
お姉さん

えっ…?

実は寝返りには体を守ったり、眠りを気持ちよくしてくれたりする大事な役割があるんだよ。

寝返りのおかげで血の流れが整ったり、筋肉や関節の緊張がほぐれたりするんだ。

さらに睡眠の質にもつながっていて、朝スッキリ起きられる秘密のひとつなんだよ。

今日はそんな寝返りについてまとめていくよ。

寝返りの役割とは?

最初は寝返りの役割から話していくね。

ちなみに人は一晩に20回くらい寝返りを打つって言われてるんだ。

7時間寝ているとすると、20分くらいに1回寝返りを打っているわけだね。

さらに細かい首の動きなんかも含めると50回くらいにもなるんだって。

これってずっと同じ姿勢でいると肩や腰に負担がかかって血の流れも悪くなる。

だからそれを防ぐために体が自然に姿勢を変えるんだよ。

お姉さん
お姉さん

確かにじっとしているってしんどいよね。

ぴぃすけ
ぴぃすけ

そうそう。体重が一点にかかるからね。

長時間同じ場所が圧迫されると皮膚や筋肉にダメージが出ることもある。

だけど寝返りをすれば圧迫が解けて血液が流れやすくなる。

つまり寝返りは、体を守るために働く自然な仕組みってことだね。

血流を良くする寝返りの効果

こんな感じで、寝返りは血液やリンパの流れを保つうえでも大事なんだ。

同じ姿勢が続くと体の一部が押しつぶされて血流が滞る。

これが筋肉のこわばりやしびれにつながったりするわけだね。

入院している人とかで自分で寝返りが打てない人は定期的に体勢を変えたりもするんだ。

これは褥瘡の予防だね。

お姉さん
お姉さん

褥瘡って何?

ぴぃすけ
ぴぃすけ

一般的には床ずれって言われるやつだね。

一点に重心がかかってしまって、圧迫されると血行が悪くなる。

これが悪さしてしまうから、体勢を変えて予防しているってことだね。

これを寝ている時に自分でやっているって結構凄いよね。

寝返りで体のゆがみをリセット

他にも定期的に寝返りを打つことで体のゆがみをリセットしているみたいなことも言われているんだ。

昼間の姿勢って動きのクセがあって、筋肉や関節には偏った負担がかかっている場合がある。

だからそれを寝ている間に、寝返りでそのアンバランスを整える役目をしているんだって。

まるで軽いストレッチをしているみたいだよね。

体をリセットしてくれるから、朝起きたときに体が楽になっているのは寝返りのおかげなんだよ。

寝返りと睡眠の質の関係

寝返りは快適な眠りにも直結しているんだ。

適度に動くことで血流やバランスが整うから、ぐっすり眠れるんだよ。

快適な眠りに必要な寝返り回数

一晩に20回前後がちょうどいいと言われているよ。

これくらいなら体の疲れをうまくとって深い眠りにつながるんだ。

逆に極端に少ないと負担が残り、朝の疲れにつながるんだ。

寝返りが少なすぎる・多すぎるときのサイン

少なすぎるのは布団やマットレスが合っていなかったり、体の不調が原因のこともある。

多すぎるのは眠りが浅くて体が休めていないサインなんだ。

寝返りの数は眠りの質を映すバロメーターみたいになっているってことだね。

お姉さん
お姉さん

旅行とかいった時に、なんかよく眠れないってあるのはこれのせいか!

ぴぃすけ
ぴぃすけ

そうかも。自分の体に合ったマットレスとかってやっぱり重要だよね。

まとめ

今回は寝返りについて話をしたよ。

・一晩で20回ほど寝返りを打つ

・寝返りは血流を改善させる役割がある

・寝返りで体のゆがみをリセットするとも言われている

・適度に動くことで快適な睡眠が出来る

・多すぎるのもよくないし、少なすぎるのもよくない

寝返りは血流を守ったり、筋肉や関節をほぐしたり、体のバランスを整えたりと…

眠りの質に大きく関わっているってことだね。

寝返りが多い人を『寝相が悪い』とか言うけど、実はあれって動いている人ほど『寝相がいい』のかもしれないね。

寝返りは体が無意識にやってくれる最高のセルフケアなんだって覚えておいてね。


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