こんにちは、ぴぃすけだよ。
あれ?
以前まではなんともなかったのに、
今日は変だぞ?
みんなが何しゃべってるかよくわからない。
ん?
今なにか音がしたの?
聴こえなかった。
・・・。
今こうして並べてみたけど、
思い当たるようなこと、
どれかあったりしたかな?
これらは全部、
老人性難聴といわれる難聴の特徴なんだけど、
どうだろう?
今日のお話しでは、
老人性難聴についてお話ししていくけど、
もし、上のどれかひとつでも
当てはまるようなことがあったら、
ぜひ今日のお話しを聞いてみてね。
自分の耳に何が起きているのか、
そのヒントが見つかるかもしれないよ。
老人性難聴て何?
老人性難聴はずばり、
加齢が原因で起こる難聴だよ。
人の体は年と共に
筋肉とか内臓とか視力とか、
体のいろんなところが、
衰えていくよね。
聴力もその例外ではなくて、
加齢によって、
その機能が次第に衰えていくんだ。
耳の中には音を感じ取る細胞があるんだけど、
これが年齢とともに
減っていくことで、
音が聴こえにくくなるんだよ。
また、
老人性難聴の特徴だけど、
- 高い音が聴き取りにくい
- 早口で話されると聴き取れない
- 言葉の「カ行」「サ行」「タ行」「ハ行」を
含む言葉の聴き間違えが増える。 - 音がぼんやりと聴こえる
などがあるよ。
これらの項目に当てはまるものが多ければ多いほど
老人性難聴の可能性が高くなるんだ。
ちなみに、
上の項目の中でも
特に老人性難聴と関係性の深いものは、
「高い音が聴き取りにくい」
になるよ。
老人性難聴になると、
聴こえる音の高さが徐々に狭まっていくんだ。
たとえばだけど、
以前なら、
10の高さの音が平気で聴こえていたのに、
今は6の高さくらいの音しか聴こえない
ことが多くなる、
ってことだよ。
これは聴こえる音の高さの限界値が
下がってきてるってことだよね。
だから、
10の高さの音はよく聴き取れずに
ぼんやりとした音としか
感じられなくなるんだ。
その結果、
「音が聴き取りにくい」
っていう現象が生まれて、
日常生活でも支障がではじめちゃうんだ。
(この動画では耳がわるくなってきた人の聴こえ方を紹介しているよ。)
こんなふうに、
老人性難聴になると、
高い音が聞こえにくくなって、
音がぼんやりと
感じるようになってしまうんだよ。
ならない人はいる?
この老人性難聴だけど、
その発症理由が「加齢」だったよね。
ということはこの難聴、
実は来るべき時がくれば、
誰にでも発症しうる難聴と
いえるものなんだ。
これは、病気やケガとは違って、
一種の老化現象とも捉えられるね。
で、この老人性難聴だけど、
一般的な目安としては、
30代を超えるあたりから、
その特徴がでるといわれているよ。
症状の感覚としては、
今は無自覚でも、
時間が経つにつれて症状が重くなっていく
っていうイメージを持ってもらえるといいかも。
だから、
30代あたりでは症状に対しては
ほぼ無自覚なままなのが普通かな。
それでも、
60代を過ぎたあたりからは
上の症状がはっきりとでてきてることが
自分でもよくわかるようになるよ。
この30歳 ~ 60歳の間に老人性難聴は
ゆっくりゆーっくり進んでいくんだね。
進行がゆっくりなだけに、
なかなか症状に気付けないのも、
この難聴の特徴といえるところかな。
検査を行うと・・
ここでは、
老人性難聴の疑いがある状態で
聴力検査を受けると
どのような結果になるのかを見ていくよ。
まず、
老人性難聴の疑いがあるかどうかは、
お医者さんからの
問診や診察から明らかになるよ。
ここで、
老人性難聴の可能性が少しでもある場合、
次に「純音聴力検査」を受けることになるよ。
そこでは、
125Hz の低い音から 8000Hz の高い音まで
の周波数のうち、どの程度聞き取れるかの
検査をするよ。
また、
言葉の聴き取りがどの程度できるかを
調べる「語音聴力検査」もするよ。
これは「ア」「カ」「サ」といった語音を
どの程度聴き取れるかの検査になるんだ。
老人性難聴の場合、
純音聴力検査では、高音域なればなるほど、
音が聴こえなくなる。
語音聴力検査では、
「カ行」「サ行」「タ行」「ハ行」の語音を中心
に聴き取り間違えが多くなる。
こんなふうに、
老人性難聴の疑いある状態で、
聴力検査を受けると、
その特徴通りの結果が検査中に
現れることになるんだ。
その特徴は、
上でも見たように、
「高い音が聴き取りにくい」
だよ。
純音聴力検査の方は
なんとなくわかるけど、
語音聴力検査の方は何?
語音は高い音とは関係ないんじゃないの?
って思った人もいるかもしれないね。
ここのところだけど、
老人性難聴の人の多くが聴き取りにくいと
感じる「カ行」「サ行」「タ行」「ハ行」。
これらの語音は、
子音の中でも高い周波数を持った語音として
知られているよ。
だから、
これらの語音を使った言葉が使われると、
その語音の部分だけぼんやりとして、
うまく聴き取れなくなる。
その結果、
語音聴力検査では
高い周波数を持った語音である
「カ行」「サ行」「タ行」「ハ行」に
聴き取り間違えが多くなってくるんだよ。
まとめ
今日は老人性難聴の原因や特徴を
みてきたね。
年をとるごとに耳の聴こえがわるくなる、
これって、
当たり前のようだけど、
いざ自分にも似た症状がではじめると、
やっぱりドキっとするよね。
耳の聴こえが悪くなると、
普段の生活から友達や家族との
会話ですらうまくできなくなってきてしまう。
放っておくと、
もっともっと悪い状況になりかねない。
これらを防ぐ改善策の一つとして、
補聴器もあるからぜひ参考にしてみて。
音が聴こえるっていうのは、
それだけで僕たちの生活を
大きく支えてくれているもの。
自分の耳と
うまく付き合っていくことも、
これからはしっかりと考えてみてね。
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