いや、なんでもないよ。
涙ってどういうときに出る?
悲しいとき?うれしいとき?
いろいろな場面で涙って出るよね。
転んでものすごい痛かったときなんか
我慢しても涙って出ちゃう。
僕は大笑いして笑いが
止まんなくなったときとか
涙流しながら笑っちゃうよ。
眠くなってあくびをしたとき、
自然に涙が出るときもあるよね。
涙って不思議だね。
どうしてこんなに涙が出るんだろう?
今日は涙って何で出るのかを話していくね。
涙って何からできている?
そもそも涙って何からできているんだろう?
目の奥には「涙腺」という
涙を作る工場みたいなところがあるんだ。
その涙腺というところで、
涙はなんと血液を元にして
作られているんだよ。
血液って赤いのに
涙は透明だよね。
血液は赤血球っていう細胞があるから
赤く見えるんだよ。
涙にはその細胞がないから
透明になっているんだ。
涙が流れる理由
涙は常に涙腺で作られているよ。
そうやって少しずつ出ているんだけど、
普段はほんの少ししか作られないから、
目から涙があふれることはないんだ。
でも痛いときや悲しいときのような
「つらい気持ち」のときは
涙は出ちゃうよね。
いくら我慢してもダメだよね。
うれしいときや可笑しくて
笑っちゃうときのような
「楽しい気持ち」のときも、
涙って出るよね。
どうしていつも作られていて
いつもは流れずにいるのに、
こういう時には流れてしまうんだろうね?
これはつらい気持ち、楽しい気持ち、
そんな感情の変化が起こると、
脳に信号が送られて涙がいつもより
多く出るようになっているんだ。
体の中には自律神経という、
自分が考えなくても勝手に動いてくれる
神経があるよ。
その自律神経には、
交感神経と副交感神経があって、
シーソーのようにバランスを保って
働いているんだ。
もし感情が動いて
交感神経が働きすぎた場合は、
涙を流して副交感神経を
働かせることによって、
バランスを保つんだね。
例えばつらい気持ちの時、
体の中では交感神経が働きすぎて、
アドレナリンという物質が増えるんだ。
こうなると気持ちが落ち着かないよね。
不安になったりするよね。
だから涙を流すことによって、
副交感神経の働きを強めて、
気持ちを楽にすることができるんだよ。
涙の役割
そもそも涙の役割ってなんだろう?
涙には3つの役割があるから、
それを話していくね。
1つは目の潤いを保つためだよ。
まばたきを我慢していると、
目が乾いて痛いよね?
それを防ぐために少しずつ涙が出て、
まばたきをすることによって、
目に涙を行き渡らせているんだ。
2つめは目に栄養を与えるためだよ。
目以外の臓器は栄養や酸素いうものは
血液からもらえるんだよ。
血液が全身を回っているのは
酸素や栄養を全身に送るためだよね。
だけど目の角膜には
血管が通っていないんだ。
だから涙によって、
目に栄養や酸素を補給してくれているんだ。
3つめは目を守るためなんだ。
目にゴミが入ると本当に痛いよね。
僕も風が強い日に砂が入ったとき、
痛くて痛くて涙が出たよ。
こんなふうに、
涙を出すことによって、
目に入ってしまった異物を、
洗い流すことが出来るんだ。
涙の役割、わかったかな?
涙って体にも目にもすごく大事なんだね。
まとめ
今日は涙という話をしたよ。
いつも目を潤してくれてい涙だけど
なんで感情が動いた時には
流れてしまうのか。
涙にはいろいろな働きがあるということ。
悲しくて泣いたり、
嬉しくて泣いたり、
いろんな場面で涙って出てくるけど、
全部に意味があったんだね。
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