
こんにちは!
臨床検査技師のぴぃすけだよ。
風邪をひいたときに「熱が出た…」ってなると、しんどくてイヤだなって思うよね。
でも実はこの発熱、体がちゃんと戦ってる証拠なんだよ。
今回はそんな風邪と熱の関係の話だよ。
- どうして熱が出るのか
- 熱があるとき体の中では何が起きてるのか
- 発熱の意味や対処法
こういった風邪の発熱の仕組みからメリット・デメリット。
そして正しい対応の仕方までをわかりやすく話していくよ。
こういった知識を知ってると「熱ってただつらいだけじゃないんだ!」って思えるはず。
じゃあまずは、なんで風邪で熱が出るのかを見ていこうか。
なぜ風邪で熱が出るの?
これは簡単に言えば
『体の防御反応の仕組み』
なんだ。
風邪で熱が出るのは、実は体がウイルスと戦っているサインってことだね。
熱を出すことで免疫の力を強くして、体を守ろうとしているんだ。
風邪ってなんでひくかっていうと…
体にウイルスが入ってしまっているからだよね。

でも、いつも熱が出ないのはどうして?

これは免疫の力だね。
少しのウイルスだと、免疫が働いてすぐに退治しちゃうんだ。
だから毎回熱が出るわけじゃないんだよ。
でも体が疲れたりすると免疫が落ちてしまって、ウイルスに勝てなくなることがあるんだ。
そうなると体に入ってきたウイルスは、どんどん増えてしまう。
これをどうにか倒そうとするときに熱が上がるってことだね。
ちなみにこの時に「サイトカイン」っていう物質が出るんだ。
このサイトカインが脳の体温を調節する場所に「もっと体温を上げろ!」って指令を出すんだよ。
そうすると体温が上がって、白血球が活発に動くようになる。
あと高い温度はウイルスが増えるのを抑える効果もある。
だから熱はただの不調じゃなくて、体を守る大事な反応ってことだね。
熱があるときのメリットとデメリット
熱は体を守るための反応なんだけど、いい面とつらい面が両方あるね。
熱が出るメリットは、上で話をしているように、
- 免疫が強く働けること
- ウイルスが増えにくくなること
この2つだね。
さっきも話したように、体温を上げることで、ウイルスを退治する白血球の働きが活発になる。
だから熱があること自体は悪いことじゃないんだよ。
でもデメリットもあるね。

熱が出るとしんどいよね。

それが一番のデメリットだね。
他にも人間の機能として体温が上がると、それを下げようとして汗をかく。
だから水分が失われやすくなるんだ。
あとは高い熱が続くと食欲も落ちて、体がぐったりしちゃうんだよね。
体の中では活発に戦ってくれる状態になっている。
だけど僕たち自身が活動出来る状態では、なくなってしまう。
でも風邪をひくってことは、それだけ体の免疫が落ちている証拠。
だからゆっくり休むということが必要だから、しんどいけど熱って重要なんだ。
発熱時の正しい対処法と注意点

なんか熱って下げない方がいい気がしたんだけど、どうなの?

そうだね。必要があって出ているものだからね。
熱が出たときは、ただ下げればいいってわけじゃないんだよ。
体の回復を助けながら、無理せず過ごすのが大事ってことだね。
熱が出たら、まずはしっかり水分をとって、安静にすることが基本だね。
食欲がないときは無理に食べなくてもいい。
でも水分をしっかり摂って、食べられそうなら消化の良いものを少しずつ食べるってことが大切だよ。
だから解熱剤は「熱が出たらすぐに飲む」というよりも、まずは安静にして、それでも症状がある場合に飲むという感じだね。
ただ熱が長引くとか高熱がある場合には、すぐ病院に行って処方してもらってね。
「熱は体の防御反応」ってことを忘れずに、 焦らずに正しく対処するのがポイントなんだよ。
まとめ
今回は風邪と熱の関係について話をしたよ。
・熱は体の防御反応の仕組み
・熱が上がることで、白血球が活発になりウイルスを退治しやすくなる
・またウイルスが増えることも抑えることが出来る
・熱が出た時には無理に下げない
・水分をしっかり摂って安静にして過ごす
・ただし高熱や症状がひどい場合には病院で解熱剤を処方してもらう
こういった内容だったね。
風邪で熱が出るのは、体がウイルスと戦っているサインだったね。
熱には体を守るメリットがあるけど、体力を消耗するデメリットもある。
だから水分をとって休むこと、つらいときは解熱剤や病院を頼ることが大切だね。
熱はただの不調じゃなくて、体の大事な武器なんだってことを覚えておいてね。
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