こんにちは。
みんなは血液検査の項目にある
「AST」「ALT」という項目を
気にして見たことがあるかな?
わからないから異常がなければ
飛ばして見ちゃうという人もいるよね。
今回はALT・ASTとは何なのか?
よく一緒に聞くけど違いは何か?
こんな感じでASTとALTについて
話をしていくね。
AST・ALTとは?
多分これは知っている人も
いるかもしれないんだけど、
ASTとALTは肝臓の病気について
調べる時にみるものだよ。
見られるものは
それだけじゃないんだけどね。
主に肝臓かな。
このASTとALTの働きは
人にとって大切なグルタミン酸という
アミノ酸を作る酵素の
働きをするものなんだ。
肝臓の検査項目には
他にもγ-GTなんかもあるね。
肝臓って予備能っていうものがあるから
病気にかかっても無自覚のままが多いんだ
だから「沈黙の臓器」と呼ばれているよ。
沈黙の臓器・・・
なんだかそれだけ聞くと
とても怖いよね。
肝臓は人の体で唯一、
再生可能な臓器だよ。
これも沈黙の臓器と呼ばれる所以だね。
だけど一度壊れてしまうと元の状態に
戻すのに時間がかかってしまうんだ。
自覚症状が出るまでに検査を受けて
肝臓の病気を見つけることが大切だね!
ASTとALTを分けて一つずつ説明していくね。
ASTとは
ASTとは
「アスパラギン酸トランスフェラーゼ」
という名前だよ。
たまに検査項目のところに「GOT」って
書いてあることもあるけど
ASTとGOTは全く同じものになるよ。
ASTは肝臓だけでなく
心筋や骨格筋、赤血球など、
いろいろな臓器にあるんだよ。
またASTの基準値は10〜34になるよ。
ALTとは
次にALTの説明をするね。
ALTとは
「アラニントランスフェラーゼ」
という名前になるよ。
こっちは「GPT」と書かれている時もあるね。
ASTと同じように、
ALTとGPTは同じものになるよ。
ALTは主に肝臓に多く存在しているよ。
ALTの基準値は5〜46だね。
ASTとALTの違いは?
この2つはアミノ酸を
作る酵素ってことだね。
この2つの違いは何を分解するかってことも
そうなんだけど一番大切なのは
どの臓器にあるかということだよ。
ちょっとおさらいするよ。
ALTは主に肝臓なんだけど
ASTは肝臓以外の臓器にもあったね。
どうしてこれが大切なのかというと・・・。
それはこの値が高い時に
どこが原因で高いかを見極めるためなんだ。
高い時はどんな時?
高い時に見極めるって、
一体どういうことだと思う?
ASTとALTの数値の高くなり方としては
2種類あるよ。
まずはASTもALTも
数値が高くなっている時。
これはASTもALTもどちらも
存在している臓器に関係するよね。
この時はだいたい肝臓の障害を
疑うことが多いね。
もう1つの方が
ASTだけが高くなっている時。
この時はASTだけが存在する臓器に
障害かあることを疑うよ。
具体的には
心筋梗塞や筋疾患、溶血性貧血など
肝臓以外の病気だね。
ちなみにASTは採血時の
溶血によって高くなったり
激しい運動をした時なども
高い値が出たりするんだ。
だから血液検査の数値を見る時の
基本なんだけど
それのみだけで確認するんじゃなくて、
全体を見て確認するといいよ。
最初にもいったけど肝臓は沈黙の臓器。
放っておくと知らない間に症状や病気が
どんどん進行していくかも。
だから、血液検査でASTやALTの値が
高かったり気になった人は、病院に行って
お医者さんに相談してね。
今は大丈夫なの?
りんちゃんのお父さんが健康志向になるまでの
2人の物語はここで読めるよ。
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