検体とは?種類やできる検査の項目は何がある?検査でわかること!

検査の基礎
ぴぃすけ
ぴぃすけ

こんにちは!
臨床検査技師のぴぃすけだよ。

臨床検査技師の仕事の中に検体検査っていうものがあるんだ。

でもこの『検体』っていったいどういうものなのか知ってるかな?

みんな検査をする時に、採血をしたり、 尿を提出した経験があると思うんだ。

この検査の対象となる血液や尿などのことを「検体」って言うよ。

でもそれだけではなくて検体にはもっとたくさんの種類があるんだよ。

今日はそんな検体について話していくね。

検体の種類

検体にはどんなものがあるかというと

  • 血液
  • 尿
  • 便
  • 喀痰
  • 鼻汁
  • 髄液
  • 臓器の破片(細胞)

などなど

人の体から採取することができる検査物を全て『検体』って言っているんだ。

検体によって検査できる項目が違ってくるよ。

だから同じ日にいくつも検体を採取したりすることもあるよ。

日によってデータが変わってくるから、毎回診察時に検体を採取したりもするんだ。

検査の種類

検体ではたくさんの検査があるんだけど どんな検査があるかを少しまとめていくね。

種類目的
一般検査尿や便などを調べて肝臓や腎臓、
その他には消化器の異常をチェックする
血液学的検査貧血がどんくらいの程度なのかや炎症が起きていないかを検査
生化学的検査血液中の糖質やビタミン、ホルモンなどを検査して
臓器に異常がないかをチェックする
免疫学的検査免疫の状態を調べて
体の中に入ってきた細菌やウイルスを確認する
微生物学検査採取した検体を培地というものに培養して
病気を引き起こす微生物を検出するのが目的
輸血関連検査輸血をする時にその血液を体内に入れても大丈夫かを確認
遺伝子検査遺伝子の情報を調べてDNAの異常を確認
病理学的検査体の臓器の一部分を検査したり細胞を顕微鏡でみて
がんなどを確認していく

まとめ

今日は簡単にだけど検体についての話をしたよ。

ここに書いてあることが全部ではないけど、主な検査はこんな感じになっているよ。

自分から採取された検体がどのように使われているかが分かったね。

じゃあ今日はここまで( ^˂̵˃̶^)

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