
こんにちは!
臨床検査技師のぴぃすけだよ。
今日は肺の病気であるCOPD(慢性閉塞性肺疾患)について話をしていくね。
- そもそもCOPDとは?
- 症状や原因
- 検査の方法
- 治療や受診の目安
こういった感じで、この1記事でしっかりCOPDについて理解できるように解説していくね。
身近にある病気の1つだったりもするから、ぜひ覚えていってね。
COPDとは
最初はCOPDが、どういった病気なのかを解説していくね。
これは、息を吐くのがだんだん大変になってくる肺の病気なんだ。
空気の通り道や肺そのものが長い時間をかけて傷ついて、元に戻りにくくなるのが特徴なんだ。
COPDの症状
それでこのCOPDは、症状がゆっくり進むことも多いから、最初は気づきにくかったりもするんだ。
それが理由で「年のせいかな?」って思ってるうちに進行していることも多いんだよ。
初期のころの症状としては…
例えば、階段を上ったときに少し息切れするとか、咳や痰が前より増えたかな?くらいの感じだね。
でも進行してくると、
- 少し歩いただけで息が苦しくなる
- 休み休みじゃないと動けなくなったりする
- 風邪をひくと一気に悪化する
こういったことや、呼吸がかなりつらくなることもあるんだよ。

初期だと気づきにくいのは怖いね…。

そこなんだよね。ちょっと疲れやすいくらいからだんだんと生活が大変になってくるのがCOPDなんだ。
COPDの原因

このCOPDって何が原因なの?大気汚染とか?

それもあるけど、一番はタバコだね。
長い間タバコの煙を吸い続けることで、気道や肺が少しずつ炎症を起こして、傷ついていくんだ。
タバコの煙って、肺にとって強い刺激だよね。
それが何年、何十年も続くと、肺の中の空気の袋や通り道が壊れてしまって、元に戻りにくくなるんだよ。
それ以外にもさっきお姉さんが言ったように、
- ほこりや化学物質を長い間吸い込む仕事をしていたり
- 換気の悪い場所で煙を吸い続けたりする
こういったこともCOPDの原因になることがあるよ。
検査の方法
そうしたら次はCOPDを調べる検査について解説していくね。

肺だからレントゲン?

それも必要だけど、見た目よりも機能のチェックが大切だよ。
COPDかどうかを調べるときは、「肺がどれくらいちゃんと動いているか」を確認する検査が中心になるんだ。
見た目や症状だけでは判断しにくいから、数字でチェックするのが大事なんだ。
まずは問診で、
- 息切れの有無
- 咳・痰がどれくらい続いているか
- タバコを吸っていたかどうか
こういったことを聞かれることが多いよ。
原因のところでも話したけど、COPDは喫煙歴がすごく重要なヒントになるからね。
そのうえで、呼吸の検査やレントゲン、CT検査を組み合わせて、肺の状態を詳しく見ていくんだ
特に大切なのが、次に話すスパイロメトリーっていう検査だよ。
スパイロメトリーとは?
スパイロメトリーは、項目としてはいろいろあるけど、その1つに
『息をどれくらい勢いよく吐けるか』
ということを調べることが出来るんだ。

COPDは、一気に空気を出しにくくなるから重要だね。

そういうことだね。
ちなみに検査のやり方としては、大きく息を吸ってから、「ふっー!」って一気に吐き出す検査をするよ。
もうちょっと詳しくスパイロメトリーについて知りたい人は、ここで解説しているよ。

この検査の項目の1つである、1秒率というのが重要で、最初の1秒間でどれだけ息を吐けたかを見るんだ。
COPDがあるとここがはっきり低くなるんだよ。
「吐きにくさ」を数字として確認できるってことだね。
実は自覚症状が軽くても、スパイロメトリーをやると異常が見つかることもあるんだ。
だからCOPDの診断には欠かせない、とても重要な検査なんだ。
治療について
次は、なってしまった後の治療について話をしていくよ。
COPDの治療でいちばん大切なのは、「これ以上悪くしないこと」なんだ。
まず何よりも重要なのが禁煙だよ。

治療って言うと薬とかのイメージだけどやめることも治療なんだね。

そうだね。やっぱり原因を取り除くことが一番大切だからね。
タバコをやめるだけで、肺が悪くなるスピードを大きく抑えることができるんだ。
薬の治療の中心になるのは吸入薬だね。
気管支を広げる薬を使うことで、空気の通り道が広がって、呼吸がかなり楽になるんだよ。
それに加えて、呼吸の仕方を練習する呼吸リハビリや、体力を落とさないための運動も大切なんだ。
体を動かさなくなると、余計に息切れしやすくなるからね。
さらに症状が進んだ場合には、在宅酸素療法を使うこともあるんだ。
これは家でも酸素を吸えるようにして、体への負担を減らす治療なんだよ。
受診の目安
最後は受診の目安について話をしていくね。
COPDは、気づかないうちに進んでいることが多い病気だったよね。
だから「これくらい大丈夫かな?」と思う段階で受診や検査するのが大切なんだ。
症状としては、
- 昔より階段や坂道で息切れしやすくなった
- 咳や痰が続いている
こういった場合はしっかり検査を受けてね。

タバコを吸っている人は、健康診断や人間ドックでスパイロメトリーをやるのも大切だよ。
これは必須項目じゃなくてオプションの場合が多いから、もし気になる人は一度受けてみてね。
早めに受診してCOPDが見つかれば、進行をかなり抑えることができるんだ。
息切れが気になり始めたら、それは体からのサインだと思って、一度病院で相談してみてね。
まとめ
今回はCOPD(慢性閉塞性肺疾患)について解説をしてきたよ。
・COPDは、肺の気道や肺胞が長年のダメージで傷つき、息を吐きにくくなる肺の病気
・症状はゆっくり進むため、初期は息切れや咳・痰など軽い変化から始まり気づきにくい
・最大の原因は喫煙で、粉塵・化学物質の長期吸入もリスクになる
・診断には肺の動きを数値で確認する検査が重要で、特にスパイロメトリーが中心となる
・治療の基本は禁煙で、吸入薬や呼吸リハビリ、重症例では在宅酸素療法を行う
・息切れや咳・痰が続く場合は、早めに受診することで進行を抑えることができる
こういった内容だったね。
僕たちにとって必要不可欠な酸素を取り込んでくれるのが肺。
息切れや咳を「年のせい」で済ませず、体からのサインとして受け止めることが大切なんだ。
この機会にCOPDについて知って、自分や身近な人の健康を守るきっかけにしてほしいな。
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