
こんにちは!
臨床検査技師のぴぃすけだよ。
歯を抜いたあとに「抗生物質を出しておきますね」と言われたことがあると思うんだ。
でも、人によっては「今回は薬なしで大丈夫です」なんて言われることもあるんだよね。
これって一体どういう違いなんだろう?
今回は、抜歯と抗生物質の関係の話になるよ。
- なぜ抜歯後に抗生物質が必要なのか?
- 抗生物質の役割
- 人によって違う理由
こういった内容を解説していくよ。
まずは、どうして抜歯のあとに抗生物質が必要になるのかから見ていくね
抜歯後に抗生物質が必要になる理由
これは簡単い言えば『感染予防』のためだね。

なんで感染?

抜歯って言っちゃえば小さな手術、傷が出来るから感染する可能性があるってことだね。
特に口の中って細菌でいっぱいなんだ。
感染を防ぐことは治りを早めるだけじゃなく、腫れや発熱などのトラブルを避ける意味もあるんだ。
口の中には細菌が多いから感染しやすい
口の中って、普段から何百種類もの細菌が住んでいるんだよ。
ふだんは唾液や免疫の働きでバランスが保たれてるけど、歯を抜いたときにはバリアが弱くなるんだ。
例えば親知らずを抜く時って、人よっては結構傷が大きかったりもするんだよ。

しょう君は大変だったんだって。

うん。横になってるし大きいしで大変だった。

しょう君みたいな歯だね。
こんな感じで傷が出来ると、そこから菌が侵入したりして感染の可能性がある。
だから感染予防のために抗生物質が処方されるってことだね。
抗生物質の役割
ちなみに抗生物質ってよく聞くけど、実際どういうものか知ってる?

なんとなく熱が出た時に処方されるくらいの感覚。
抗生物質の一番大事な役割は、細菌が傷口に入り込んで増えるのを防ぐことだね。
もし菌が増えてしまうと膿がたまったり、場合によっては血液を通じて全身に広がってしまう危険もある。
そうならないように、あらかじめ菌の動きを止めてくれるのが抗生物質なんだよ。
腫れや痛みを軽くするサポート
感染を防ぐことで、結果的に炎症がひどくならないようにしてくれるんだ。
炎症が強いと、頬がパンパンに腫れたり、夜眠れないくらい痛みが出ることもあるよね。
抗生物質は直接痛みを取る薬じゃないけど、炎症を小さくすることで痛み弱くするサポートをしてくれるってことだね。
ちなみに抗生物質について、ここで詳しく解説しているよ。

抗生物質の処方について

じゃあ抜歯をしたら抗生物質が必須ってこと?

最近だと違うんだよね。
昔は抜歯をしたらほとんどの人に抗生物質が出されていたんだ。
でも今は「本当に必要な人」にしぼって処方されるようになってきているんだよ。
ここではその理由について話していくね。
耐性菌を増やさないために乱用を避けている
まずはこれだね。
抗生物質を必要ない人にも出し続けると、
『薬が効かない菌=耐性菌』
が増えてしまう可能性があるんだ。
もちろんそうならないために、抗生物質の種類ってたくさんあるんだよ。
でも出来る限りそうならないように最近は「必要な場合だけ」にしぼって使うようになってきているんだって。
傷の大きさや体の状態によって必要性が変わる

確かに私は処方されなかった。

傷も小さくてリスクも少ないからかもね。
抗生物質を出すかどうかは、抜歯の難しさやその人の状態によって変わるんだ。
例えばしょう君みたいに横向きで埋まった親知らずを抜くとき。
これは傷口が大きくなってしまうから、感染を防ぐために出されやすいんだよ。

しょう君は処方された?

処方された。傷が大きかったから痛みもしんどかった…
でも歯がすっと抜けて傷も小さい場合などには、抗生物質の必要がないと判断されることもあるんだ。
ここら辺はその人の状態、感染のリスクなんかも含めて考える必要があるから歯医者さんと相談してね。
まとめ
今回は抜歯と抗生物質の関係について話をしたよ。
・抗生物質は感染予防のために処方される
・昔は抜歯後はほとんどの人の処方されていた
・今は耐性菌などの関係で必要な人に処方している
・もし処方されたら飲み切るのが基本
こんな感じだったね。
抜歯のあとに抗生物質が出されるのは、口の中に細菌が多くて感染しやすいこと。
抜歯が小さな手術と同じで感染のリスクがあるからだね。
抗生物質は感染を防ぐだけじゃなく、腫れや痛みを抑えるサポートもしてくれるんだよ。
ただし、すべての人に必ず出されるわけじゃないんだ。
最近では本当に必要なケースにしぼって処方されるようになっている。
抜歯の難しさやその人の体の状態によって、医師や歯科医師が判断しているってことだね。
だから薬が出るか出ないかは
「自分の体の状況や抜歯の条件によって違うもの」
と考えれば安心できると思うんだ。
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