
こんにちは!
臨床検査技師のぴぃすけだよ。
鳥肌ってなんで出るのか考えたことある?
寒いときや怖いとき、感動したときにも出るけど、実は体のすごい仕組みが関わってるんだよ。
今回はそんな鳥肌についての解説だよ。
- そもそも鳥肌ってなに?
- 鳥肌のメカニズム
- 動物にとって必要な仕組み
- 実はこんな役割がある!
こういった内容を話していくね。
「ただのブツブツ」って思ってた鳥肌が、実は心と体をつなぐ大切なサインだって知ったら、きっと面白いと思うんだ。
それじゃあまずは、鳥肌そのものがどういうものなのかを解説するよ。
そもそも鳥肌ってなに?
鳥肌って、皮膚にブツブツが出てくるあの現象のことだよね。
寒いときや怖いときに出るけど、ただの見た目の変化じゃなくて体の仕組みが関わってるんだよ。
鳥肌の正式名称「立毛反射」
実は鳥肌って医学的には「立毛反射」って呼ばれてるんだ。
皮膚の毛の根元にある小さな筋肉がギュッと縮んで、毛がピンと立つからそう呼ばれてるんだよ。
名前の由来はシンプルで、ニワトリをさばいたときの肌の感じにそっくりだからだね。
たしかに見た目がツブツブで似てるよね。
だから昔の人もわかりやすくそう呼んだんだ。
鳥肌が立つメカニズム
そうしたら次は鳥肌が、なぜ出てくるのかだね。
鳥肌って勝手に出てくるけど、ちゃんと体の中でスイッチが入ってるんだよ。
その仕組みを知ると「おお〜なるほど!」って思うはずだよ。
交感神経がスイッチを入れる
まずは神経の話から。
鳥肌は「交感神経」っていう自律神経の一つが働くことで起こるんだよ。
寒さや怖さを感じると、交感神経が「毛を立たせろ!」って指令を出すんだ。
その指令を受けて動くのが「立毛筋」っていう、毛の根元にある小さな筋肉なんだ。
ここがギュッと縮むと、毛がピンって立ち上がるんだよ。
見えないくらい小さい筋肉だけど、すごい働きをしてるんだ。
皮膚の表面がブツブツに見える仕組み
じゃあどうして皮膚がブツブツってなるのかだね。
毛が立つと、その部分の皮膚がちょっと引っ張られるんだ。
それが表面に「ブツブツ」として現れるのが、僕らが見ている鳥肌なんだよ。

僕らって、ぴぃすけは鳥じゃん。

まぁそこら辺は、気にしないで(笑
つまり皮膚の下の小さな動きが、目に見える形になってるってわけだね。
鳥肌って必要なの?
でも別にわざわざ毛を逆立たせる必要なんて必要なさそうだよね。
だから「鳥肌って別にいらなくない?」って思うかもしれないんだ。
でも実は昔から動物にとっては大事な機能だったんだ。
その名残が人間にも残っているんだよ。
動物にとっては毛を逆立てて威嚇や防寒
動物の場合、毛を逆立てると体を大きく見せられるんだ。
これは敵に「俺は強いぞ!」って威嚇するためだね。
後は毛が立つと空気の層ができて、寒さから体を守る効果もあるんだ。

僕の鳥肌はこれだね。
人間にとっては昔の名残
じゃあ人間はっていうと…
人間は進化の途中で毛がほとんどなくなっちゃったんだ。
だから毛を立てても体を大きく見せることも、防寒もできないんだよね。
人間の場合には「鳥肌」は何かに役に立つことはないけど、昔の名残という感じだね。
でも実際は鳥肌が立つと
「寒いんだなー」とか「本当に感動してるな」みたいに
その時の状況とか感情を視覚化してくれたりするから意外と使えたりもするよね。
どんな時に鳥肌が立つ?
でも実際には「意外と役に立ってるなー」って僕は思うんだ。
というのも、鳥肌って色々なシーンで出てくるよね。
だからその時に自分や他の人が、どう感じているかを視覚的に判断することも出来るってことだよね。
ちなみに、それぞれのシーンで体がどう反応してるのか考えてみよう。
寒さを感じたとき
一番わかりやすいのは寒いときだよね。
本来は毛を立てて体温を逃がさないようにしようとする反応。
人間だと毛がないからあんまり効果はないけど…
でも例えば隣の人に鳥肌が立ったら
「あ!この人ちょっと今寒いんだな」
っていう感じで部屋をあったかくしてあげたりもできるよね。
恐怖、緊張、感動による反応
こういった時にも鳥肌が立つね。
ホラー映画を見てゾクッとしたときとか、発表の前で緊張してるときも鳥肌がでるよね。
これは体が「危険かも!」って感じて交感神経が働くからなんだよ。
他にも好きな音楽とか素晴らしい映画で感動したときも鳥肌が立つことあるね。
これも感情が強く揺さぶられて、自律神経が刺激されるからなんだ。
こうやって感情と体がつながってるってことだね。
発熱や体調変化で起こる鳥肌
実は風邪をひいて熱が出るときにも鳥肌が立つことがあるんだ。
風邪をひいて熱が上がるって、重要なことなんだ。
これは体温を上げることで、体の免疫反応を活発にさせているんだ。
だから熱があるというのは、体が頑張っているということ。
この上がった熱が下がらないようにするから、鳥肌が出るといことだね。
実は役に立っている?鳥肌の進化的役割
今の人間にとって鳥肌は確かに「いらない機能」だね。
でも実は進化の歴史をたどるとすごく役立ってたんだ。
その名残が今でも残ってるってことだね。
動物の世界では「生き残り戦略」
動物にとって毛を逆立てるのはすごく大事なことなんだ。
寒さを防いだり、敵に対して体を大きく見せて威嚇したり。
これが生き延びるための戦略になってたんだよ。
人間では「感情表現」としての名残
人間の場合には、毛が少ないから防寒や威嚇にはもう使えないね。
でも代わりに「感情表現」として役に立っているよね。
感動したときや恐怖を感じたときに鳥肌が立つ。
これを見て「今、自分は本当に感動しているんだ!」みたいなことも分かるよね。

確かに鳥肌が立つと凄い感動しているって感じるね。

気持ちは見えないけど、鳥肌なら見えるもんね。
こう考えると、鳥肌は今でも人間にとって大切な役割を果たしてるね。
まとめ:鳥肌は心と体をつなぐサイン
最後にまとめておくね。
・鳥肌の正式名称「立毛反射」
・交感神経の働きで立毛筋が収縮して鳥肌が立つ
・動物の場合には威嚇や防寒の役割がある
・人間ではこれといった役割はないけど、感情や状況を視覚化出来るのに役立ってるかも
鳥肌って、人間にとってはただのブツブツ現象かもしれない。
でも昔の人間や動物では、防寒や威嚇に使われて、とても大切なものなんだ。
人間にはその名残が残ってるんだ。
今は、状況や体調を知らせてくれる大事なサインになっているね。
だから「不要な機能」じゃなくて「心と体がつながってるサイン」だね。
寒さや感動で出る鳥肌を感じたら「あ、体がちゃんと反応してるな」って思うとおもしろいよね。
今回は鳥肌について話をしたよ!
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