みんなは歯医者さんで
レントゲンをとったことはあるかな？

歯茎に埋まっている親知らずを
見たことがある人もいるかもしれないね。

周りの人の中には
大人になってから
親知らずを抜いたって人がいるから
抜かないといけないの？

なんて思ったりして・・・。

抜くくらいなら親知らずなんて
生えてこなくていいのにって思うよね。

今日はそんな親知らずについて
話していくよ。

親知らずってなに？

親知らずって名前がまず不思議だよね。

子供が親元を離れてから生えてくる
生えていくるのを確認できない
＝親知らず

ってことなんだって。

確かに親知らずがはえてくるのは
20歳前後だもんね。

親知らずは生え変わることはないよ。

永久歯ってやつだね。

このまま人間の歯の
生え変わりもみていこう。

乳歯と永久歯

人間は人生で2回歯が生えてくるよ。

赤ちゃんの時に初めて
生えてくる歯のことを乳歯というんだ。

生後６か月くらいから生えてきて
2～3年で乳歯が生えそろうんだよ。

この時乳歯は上下合わせて20本になるよ。

乳歯は小さくてエナメル質が薄いから
虫歯になりやすいんだ。

虫歯になるとすぐ神経に届いてしまうから
注意が必要だよ。

生え変わる歯ではあるけど大切にね。

成長するにつれて今度は
歯が抜けて永久歯に入れ替わっていくよ。

6歳～12歳の間に乳歯は順番に抜けていって
それぞれ永久歯が生えてくるよ。

永久歯は一生生えかわらない歯だから
大切にしないといけないんだ。

さらに今まで生えていなかった位置に
永久歯がはえてくるよ。

前から数えて6番目の場所には
第一大臼歯という永久歯の中では
一番大きい歯が生えてくるよ。

6歳頃に生えてくるから
6歳臼歯と呼ばれているんだ。

次はこの歯の奥にもう一本生えてくるよ。

これは第二大臼歯といって
だいたい12〜13くらいまでには生える。

この時点で永久歯は上下28本になるよ。

親知らず

ここで本命の親知らずについてだよ。

奥歯の中でも一番奥に生えてくる
歯のことを言うよね。

10代後半から20代前半に生えてくるよ。

20歳を過ぎても
親知らずが生えてこないって
いう人がいるんだけど
親知らずは
全員生えてくるわけではないんだよ。

この2人みたいに顎が小さい人は
生えてこない事もあるんだよ。

歯医者さんで調べてもらうとわかるから
心配な人は聞いてみるといいかも。

歯医者さんに相談しよう

親知らずは生えてくる時に
トラブルが起きやすい歯だよ。

次の場合は
抜かないといけないかもしれない
から歯医者さんに行って相談してみよう。

・親知らずが生えてきて痛みや腫れを繰り返す場合

・親知らずがまっすぐではなく斜めや横向きになっている

・親知らずの噛み合わせが悪くて歯茎や頬を傷つけている

・親知らずが生えてくることで前の歯が押されて痛みがあったりする場合

僕の友達は親知らずが
斜めに生えてきてしまったんだって。

結局うまく歯磨きできなくて
虫歯になってしまって抜いたらしいんだ。

上の親知らずは抜いた後
そんなに腫れないけど
下の親知らずは顎の神経が近いから
結構腫れてしまうんだって。

その友達は下だったから
結構腫れてたよ。

僕も腫れちゃうのかな・・・。

まっすぐ生えてくれば
抜かなくてもすむんだけどね。

虫歯になっていなくても
虫歯になりやすいからって
抜いてしまう人もいるんだ。

あとはこんな話も聞くよ。

親知らずは、
他の歯が虫歯になったとき
親知らずを移植して
使ったりすることができるんだ。

へぇ〜

抜かなくてもいい人は
親知らずが虫歯にならないように
大切にしておきたいね。

まとめ

今日は親知らずについて話したよ。

親知らずは生えそろうのも難しいし、
奥にあって歯磨きがしにくいから
虫歯にもなりやすい。

噛み合わせにもよるけど
健康的に生えてくれば
無理に抜くこともないんだね。

親知らずもそうだけど
永久歯は生えかわらないから
虫歯ににならないように
しっかり歯磨きをしていこうね！